梅雨もひとやすみか今日も爽やかな五月晴れとなる。
風薫る五月とはよく言ったものでほんとうに心地よい風。
風と言えば「風の便り」それは何処からも届かなかった。
朝のうちにお大師堂へ。蝋燭に火を灯しお線香を立てて
般若心経を唱えようとしていたら外からにぎやかな声がする。
親戚のおねえさん達だった。朝散歩からのお参りらしい。
一緒になることはめったにないことだけれどさすがに
下手なお経を聞かせる訳にもいかず場所を譲ってさっさと外に出た。
どんな時もあるものだ。お経にこだわる必要もないだろうと思う。
買い物から帰宅したらじいちゃんが「何処かへ行こうか」と
ドライブに誘ってくれて思いがけずに嬉しかった。
今日はあやちゃんのお友達が遊びに来ることになっていたので
家に居ないほうが良いのではと思っていたのだった。
じいちゃんも同じことを思っていたそうですっかり意気投合する。
車は東へ。四万十町窪川から大野見村へと新緑の道を走る。
昼食はコンビニで買い求め窪川の七子峠で食べた。
七子峠は遍路道でもあり山沿いにお大師さんゆかりのお堂があり驚く。
今まで気づかなかったのが不思議でもあり新たな発見となった。
残念ながらお堂には施鍵がしてあり中には入れなかったけれど
お賽銭だけは小さな小窓のような箇所があり納めることが出来る。
お大師さんは垂れ幕の向こうに確かに座っておられた。
大野見村は四万十川源流の地として知られており
道沿いを流れる四万十川は岩だらけの急流であった。
雨続きの後でさすがに清流とは言えないかもしれないけれど
水音が心地よく耳に沁みる。とても自然豊かな場所だった。
大野見村から津野町へ。旧葉山村を抜け須崎市経由で帰路に着く。
約4時間ほどのドライブだったけれどとても良き思い出となった。
じいちゃんとドライブに行く度に最後かもしれないといつも思う。
そうしていやまたきっと行こうと思い直すのだった。
コロナが収まったら行きたい所がいっぱいある。
四国だと徳島。九州だと鹿児島。夢は果てしなく続くのだった。
夢で終わらす訳にはいかない。きっと叶えてみせようではないか。
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