いま午後7時15分。夕焼け空がとてもきれい。
まるで秋のようなうろこ雲が茜色に染まっている。
それにしてもよく降ったこと。午前中は土砂降りの雨だった。
孫たちも集団登校を諦め娘が車で送って行った朝。
山里に向かう山道では道路が冠水していたところがあった。
おそるおそる突っ込むと車がまるで船みたいに水しぶきをあげる。
なかなかのスリルであった。毎日となるとさすがに困るけれど。
職場に着いてから急ぎの中古部品がありまた車を走らす。
ふと思いついてじいちゃんに部品屋さんにお使いを頼んだ。
途中で中継することになり待ち合わせ場所で彼を待つ。
そろそろ来るかなと彼の車を待つのはなんだか乙女のようにときめく。
昔はセリカだった。今はムーヴ。白ナンバーがやたらかっこいい。
午後は運送会社まで車を走らす。これも急ぎの部品だったけれど
配達が遅くなると言うので「すぐに取りに行くけん」と言って。
よくよく考えたら運賃はどうなるのだろうと愉快でならなかった。
運送会社の事務員さんがとても恐縮した様子で頭を下げるのを
「かまん、かまん」と言って笑顔で荷物を受け取って帰る。
「かまん」は方言で「良いですよ、大丈夫ですよ」という意味である。
ひとつでも荷物が減れば運転手さんも助かるだろうと思った。
そんなこんなで今日はよく走った。それがとても気持ち良い。
私はやっぱり走くりまわっているのが性に合っている気がする。
ん?「走くりまわる」も方言かもしれないといま思った。
「走りまわる」という意味。まるで独楽鼠さんみたいね。
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