晴れてはいたけれど北西の風が強く5月とは思えない程の寒さ。
立夏を目前にしてまだ冬の名残を感じることがあるらしい。
土手のチガヤの穂が風にあおられまるで白波のように見える。
それはとてもしなやかで決して倒れることはなかった。
朝のうちにお大師堂へ。誰かが小菊をたくさん活けてくれていた。
今は菊の季節ではなくどこかで買い求めたものなのだろう。
お参りに来てくれて花を供えてくれたその気持ちがとても嬉しい。
お堂の周辺の草刈りをしてくれたのはSさんだろう。
Sさんらしくたくさん咲いていたしろつめ草の花は根こそぎ。
浜木綿は根だけを残してくれていた。紫陽花は無事でほっとする。
以前に「この花は好かん」と浜木綿を嫌っていたことを思い出す。
けれどもいつも気にかけてくれ綺麗にしてくれてありがたいこと。
お昼前から川仕事へ。今日は漁協の出役で海苔の原藻を採る作業。
昨日連絡があり急きょの事だったけれど海苔の胞子が出始めたらしい。
魚の産卵と似ていて胞子が出始めると海苔の寿命が近くなる。
採取した海苔がそのまま種となり来年の養殖の大切な命に育つのだった。
お仲間さん達と協力し合って網に微かに残った海苔を精一杯に採取する。
良い年もあれば悪い年もあり今年は最悪だったけれど
自然の恵みを頂けたことに感謝する気持ちを忘れてはいけない。
ありがとうございました。大切ないのちを頂きました。
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