ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2020年10月25日(日) 思い出と約束と

連日の快晴。どこまでも澄み渡った空の青さに風が

「もうなにもいらない」と吹き抜けていくばかり。


私はいったい何を欲しがっていたのだろうとおもう。

足るを知ればこれほどまでに救われると言うのに。

愚かさを思い知る。私も風になれるかもしれない。



あまりの好天に誘われるようにじいちゃんと出掛ける。

ふたり元気なうちにといつもおもう。

先日のかず兄の死からよけいにそう思うようになった。

なんだかふたりして思い出作りをしているようでもある。

「さて何処に行こうか?」私は無性に海が見たくなって

西に向かい大月町から柏島へと車を走らしていた。

燦々と降り注ぐ陽射しにきらきらと光る青い海。


車中談の楽しみもあるけれど昼食がもっと楽しみで

道の駅にある「まあるいお月さま」と言うレストランで

ふたり大好きなラーメンを食べる。それがとても美味しかった。

スープまで飲み干し「また来ようね」と約束をする。

「今度はオムライスが食べたい」と私が言ったら

「おまえは食べることばっかりだな」とくすくすと笑った。


思い出がまたひとつ増える。約束がまたひとつ増える。

それが決して当たり前の事ではないことを知っているからこそ

愛しいものなのだ。失うのがこわいかけがえのないひとがそこにいる。




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