| 2020年10月20日(火) |
ヒトハカナラズシヌノダ |
窓からほっとするような三日月が見えている。
日中の暖かさをそのままに夜気のなんと心地よいこと。
昨夜のちょうど今時分だった。
突然の訃報が舞い込み一気に慌ただしい夜となる。
いとこの「かず兄」が亡くなった知らせ。
妹と二人暮らしでその妹からの電話だった。
どんなにか心細い事だろうと大急ぎで駆けつける。
警察官が来ており遺体を署に運ぶと言う。
その事務的な事態に戸惑うばかりだった。
それまでに2時間ほど事情聴取のようなやり取りがあり
悲しみよりも憤りの気持ちが込み上げてくる。
そうしてあっけなくまるで荷物のように運ばれて行く。
検死の結果が今日分かり外傷は無く急性心不全ではないかとのこと。
やっと遺体が家に帰ったのはお昼前だったそうだ。
悲しんだり嘆いたりする暇はない。次は葬儀の準備が待っていた。
私も未だ実感がない。あの穏やかな「かず兄」が死んだとは信じられず
これは悪い夢なのではないかと今もそう思っている。
けれども真実ならば受けとめるしかないのだろう。
死がまた身近になった。ヒトハカナラズシヌノダ。
|