早朝には青空が見えていたけれどすぐに曇り空。
みかん色の月も白い月に変わりやがて山影に沈んでいく。
自室の北窓をあけるとたわわに実をつけた柿の木がある。
もう色づき始めていてついつい窓から手を伸ばしたくなる。
裏のお宅が空き家になってからずいぶんと歳月が流れた。
主なき家の庭の柿の木はなんだか寂し気でせつない、
午前中に一時間ほど川仕事へ。久しぶりの川船の心地よいこと。
漁協で種付けをしてもらった海苔網を漁場へ張る作業だった。
まだ胞子の種は目には見えないので半信半疑にもなるけれど
きっと緑の芽が出ることを信じて「どうかどうか」と祈る。
川の水温はまだ高く冬の寒さを待ち望まずにはいられない。
午後、あやちゃんとめいちゃんが取っ組み合いの喧嘩。
めいちゃんが足でキックしたのがあやちゃんの頬を強打する。
痛がって泣きじゃくるあやちゃん。聞けば先に手を出したのは
あやちゃんだそうでめいちゃんを叱るわけにもいかなかった。
娘は仕事、娘むこも午後から釣りに行っており留守中のこと。
ふたり仲良く遊んでいたのでまさかの大喧嘩だった。
「ごめんなさい」と反省するふたりが微笑ましくもあった。
本気で喧嘩できる相手がそばにいることはありがたいことね。
これも成長のひとこまとあたたかく見守ってあげたい。
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