雨の予報だったけれど思いがけずに青空となる。
入道雲の夏空はもう見られないとばかり思っていた。
台風は明日の夕方あたりから影響がありそう。
かつて経験したことがないほどの暴風だと言うこと。
台風には慣れている沖縄の人々も避難を始めているらしい。
なんと怖ろしい事だろうとだんだんと不安になってきた。
めいちゃん発熱の朝。仕事を休ませてもらっていてさいわい。
娘夫婦が仕事だったので午前中に病院へ連れて行く。
一番信頼している総合病院の小児科が休診日だったので
仕方なく他の病院で診てもらったけれど「風邪でしょう」と。
頭痛と腹痛を訴えているのに何とも心もとないことだった。
微熱のわりに食欲がなくぐったりとしんどそうにしている。
いつもなら熱があっても元気なのでよけいに心配だった。
帰宅した娘と相談してとにかく2、3日様子をみることにする。
夏の疲れが出る頃。めいちゃんも頑張った夏だったのだと思う。
感心したのはあやちゃんが付きっ切りで看病してくれたこと。
何度も熱を測ってくれてそのたびに報告してくれる。
「おばあちゃんはお昼寝したや、あやがみよるけん」とまで言ってくれた。
なんと優しい子に育ってくれたのだろうと涙が出そうになる。
おかげで少しだけうたた寝。めいちゃんもその間眠っていたようだ。
いつものはしゃぎ声が聴こえない静かな夜になった。
窓の外からはしきりに鈴虫の声が聴こえている。
明日の朝には元気なめいちゃんに会えますように。
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