| 2020年05月20日(水) |
大もりのパスタがたべたい |
二十四節気の「小満」万物のいのちが満ちる頃。
尊敬する詩人、白井明大さんの著書「日本の七十二候を楽しむ」には
いのちが、しだいに満ち満ちていくころと書いてあった。
私にとっては宝物のようなその本を開き空を見あげた朝のこと。
草や木に負けないように生き生きと過ごしたいと思った。
仕事を終えて今日は買い物をしなければならずスーパーへ。
隣接する美容院が空いていたので髪をカットしてもらう。
鬱陶しかったのをずっと我慢していたのでさっぱりと気持ちよい。
ただ少しの間だけマスクを外さなければいけなかった。
「店内消毒済み」と書いてあってもやはり不安なものだ。
スーパーは混雑しており気が気ではなく大急ぎで買い物をして
逃げるようにして帰って来る。なんとか三日分の食材を確保。
もう大丈夫と決して気を緩めてはいけないとつくづく思うのだ。
用心に越したことはない。これからも気をつけていよう。
あやちゃん学校の帰りにそのままピアノ教室へ。
お友達も一緒だったようで安心だったけれど
やはり今日も元気がなくひどく疲れているように見えた。
何かと葛藤しているように感じるのは気のせいだろうか。
心の中は見えない。弱音も吐かない。「だいじょうぶ」と言うばかり。
今夜も夕飯は殆ど食べず「無理に食べなくてもいいよ」と娘が。
それからひとり二階にあがったのでそっと様子を見に行くと
何かにとりつかれたようにゲーム機を握りしめて遊んでいた。
私に気づくと「見ないであっち行ってて」と怒った顔をする。
おばあちゃんはちょっとかなしい。でもあやちゃん大好きだから。
それからお風呂に入る前に内緒話をするように近寄って来て
「あやはね、大もりのパスタがたべたい」と言ってくれたのだった。
食欲がないのではなかった。食べたい物がちゃんとあるのが嬉しい。
買い置きのパスタがあるので明日は作ってあげよう。
きっときっと笑顔のあやちゃんに会える気がする。うんだいじょうぶ。
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