| 2020年04月30日(木) |
思いがけないサプライズ |
午後7時。ずいぶんと日が長くなったものだ。
西の空を茜色に染めておひさまが山陰に沈んでいく。
燕だろうか一羽の鳥がそんな空を横切って行った。
帰る巣がある。家族もいるのだろうと思いを寄せる。
月末の仕事を無事に終えほっとしながら帰宅。
あやちゃんの熱は下がっていたけれど念のために小児科へ。
まだほっぺは赤くなっていないけれど背中に微かに発疹が。
やはり「りんご病」らしくしばらく様子を見ることになった。
軽症の場合はほっぺが赤くならないこともあるのだそうだ。
「ほっぺの赤いのはいや」と「はずかしい」とあやちゃん。
学校が休校中で幸いだったのかもしれないとふと思った。
診察を終えて病院の玄関に向かっていたら
母がお世話になっているケアマネさんを見つけ声をかける。
入院から3週間が過ぎ一度も面会が叶わずにいた。
母は順調に快復しているとのこと。ほっと胸を撫で下ろす。
一目会いたい気持ちをぐっと我慢していたところに
「テレビ電話で会いましょう」とケアマネさんが急いで準備を。
それはとても思いがけずにどれほど嬉しかったことだろう。
パソコン画面のなかに母がいた。「ひぃばあちゃん」と
あやちゃんが声をかけると母は歓声をあげて喜んでくれる。
ほんの3分ほどの短い間だったけれどとても貴重な時間だった。
面会の叶わない家族のために病院が用意してくれた粋な計らい。
今後も続けて行くそうでまたいつでも会えるのだそうだ。
「ひぃばあちゃんばいばいまたね」手を振る母の姿がしっかりと見えた。
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