2020年04月06日(月) |
こんなにもあたらしい春に |
もうすっかり春だと思っていても朝はまだ肌寒い。
日中は暖かくなりほっと救われる気がする。
桜はまだ散り始めてはいなかった。
精一杯に咲き誇りこころを和ませてくれている。
母の転院が水曜日に決まった。
今の県立病院に入院していてももう治療法がないとのこと。
とにかく少しでも以前のように生活できるようにと
リハビリを兼ねての療養が目的なのだそうだ。
コロナの影響で面会が出来ないまま3週間が過ぎていた。
時おりナースセンターに電話をしては様子を聞いてはいたけれど
この目で確かめないとまだまだ安心は出来ない。
母に会いたい。「だいじょうぶよ」と微笑んで欲しい。
仕事を終えて帰宅すると今日も感染者のニュースが待っていた。
今日は3名。1人は近隣の市町村であるとのこと。
詳しい地域の公表はなくただただ困惑するばかりだった。
個人が特定出来ないように守秘することも確かに大切な事だろう。
けれどもせめて市町村名だけは公表して欲しいと願ってやまない。
あやちゃんは明日から新学期。不安や心配はあるけれど
2年生になるのをとても楽しみにしている。
そんなこどもの夢を決して壊したくはなかった。
どうか安全にどうか無事にとひたすら祈ることしか出来ない。
めいちゃんは保育園の年長組さんになって少し情緒不安定のよう。
そういえば去年の今頃もそうだったねと娘と語り合った。
担任の保育士さんが変わっただけでも不安なのだろう。
そのうち慣れるだろうとあたたかく見守ってあげたいと思う。
コロナ騒動さえなければこんなにもあたらしい春。
そんな春を少しでも伸び伸びと過ごさせてあげたい。
嘆きはこどもにも伝わる。不安な気持ちも同じように。
だからこそおとなは笑顔で日々を精一杯に生きていかなければ。
負けない勇気。立ち向かう姿をこどもたちに伝えたい。
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