2019年10月16日(水) |
負けないでいてくださいね |
少し冷え込んだ朝。西の空にぽっかりと浮かぶ白い月。
優しさってなんだろうとふと途惑いそうなこころに
それは「だいじょうぶですよ」と語り掛けてくれた。
じぶんを責め続けていてはいけない。
自分が信じてあげなくて誰が信じてくれましょうか。
出来ることをと思う。どんなに無力でも祈ることは出来る。
少しずつだけれど日常の事にふれられるようになった。
今日はめいちゃんが「みかん狩り」に行っていて
「おばあちゃんおみやげ」と言ってたくさんのみかんを。
誇らし気な満面の笑顔に私も微笑まずにはいられなかった。
もうそれを心苦しいとは思わなくなっていた。
平穏な日常がどうして罪になるのだろうか。
みんなそれぞれに与えられた場所があり精一杯に生きている。
辛い現実に肩を落としていてもきっと光が射す時もある。
まだまだ暗くても陽は昇り「きょう」と言う日が訪れる。
「きょう」が終われば「あした」が必ずやって来るのだ。
生きてさえいれば。希望は誰にも平等に持つことが出来る。
どうかあきらめないでください。負けないでいてくださいね。
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