| 2019年08月25日(日) |
懐かしい再会はとてもせつなかった |
一気に夏が終わったような涼しさ。
時おり雨がぽつぽつと降ったけれどほぼ曇り日。
しばらくは不安定な空模様が続くとのこと。
夏の名残のおひさまに再び会いたいものだ。
朝のうちにお大師堂へ。
扉が開いておりお遍路さんの足が見えていた。
寝転んで寛いでいるのかもと踵を返そうとしたけれど
思い直して近づくと思いがけない再会があった。
息子と同い年の石川君。無事でいるのかとずっと気になっていた。
ほぼ3年ぶりの再会ではなかっただろうか。
その3年の間にお寺で修業をしてお坊さんになったのだそう。
「逃げ出して来たのではない」と言う。その言葉を信じたい。
よほど辛いことがあったのだろう。もうお寺には戻らないと。
まだ若いのにとなんともせつなく複雑な思いが込み上げてきた。
けれども凛としている彼の姿にふと希望を垣間見たような気もする。
みんなそれぞれに与えられた人生があるのだろう。
どんなかたちであってもそれを全うするのが使命だとおもう。
しっかりと自分の道を歩んで行って欲しいと願わずにいられない。
「また会おうね」笑顔で別れたけれどふと母親の気持ちになる。
自分の息子ならばなんとしても引き止めていたかもしれない。
ちゃんと三食食べられているか身体を悪くしてはいないか。
心配でたまらなくてこころを病んでいたかもしれない。
彼はもう家族は要らないと言うけれど
どうして我が子を忘れられる親がいるだろうか。
懐かしい再会はとてもせつなくて哀しかった。
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