2019年08月23日(金) |
はなまるをあげましょう |
二十四節気の「処暑」夏が退き始める頃とされる。
その「しりぞく」という言葉に哀しみをおぼえる。
追いかけることもすがりつくこともできない
ひととの別れに重ねて感じずにはいられなかった。
曇り空。時おり思い出したかのようにぽつんと雨が降る。
ふと空も哀しみに耐えているのではないかと思った。
仕事を終えて帰り道。ものすごい睡魔におそわれる。
なんとか金曜日までたどりついたものの
今週はひどくつかれを感じていた。
もう若くはないのだとつくづくわが身を思う。
少しも頑張ってなどいないのに情けない気持ちにもなる。
それでも日々のことをそれなりに乗り越えて来たのか。
上等ではないか。はなまるをあげましょうわたし。
帰宅するなりばたんきゅうと寝入ってしまう。
鼾をかいて寝ていたそうでじいちゃんが笑っていた。
いつの間にか娘と孫たちが帰って来ていて
めいちゃんが保育園でもらったメダルを見せてくれた。
プールが今日で終わったので頑張ったご褒美だそう。
「おばあちゃんもほしい?」と。「うん、ほしいよ」と。
私も童心にかえる。はなまるはやっぱりとても嬉しい。
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