ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年07月27日(土) 今日はうなぎの神様

猛暑日まであと一歩の暑さ。

うだるような暑さとよく言うけれどまさにそんな感じ。

夏は決して嫌いではないし、たのしもうと思うのだけれど

老体に降りかかる暑さは少し厳しくもあった。



じいちゃんお楽しみの土用の丑の日。

スーパーの開店を待ちかねて「うな重」を買い病院へ。

喜ぶ顔が見たくてなんだかうきうきとしていた朝のこと。


昨夜主治医の先生が回診に来てくれて

体力が戻りさえすれば来週あたり退院も可能と言ってくれたそう。

それは嬉しいニュースだったけれど私は少し不安だった。

まだ頭痛が続いているのにほんとうに大丈夫なのかと思う。

自宅療養にしても昼間は独りっきりで過ごさなければいけない。

なんだか気が気ではなく大手を振って喜ぶことが出来なかった。


でもこればかりは病院に任すよりほかなく

気持ちを入れ替えるように楽観的に受け止めるしかないのだろう。



「うな重」に大満足のじいちゃん。とても美味しかったそうだ。

私は病院の昼食を食べる。親子煮だったけれどこれも美味しかった。

明日の昼食はカレーのよう。「俺が食べるから」と愉快なじいちゃん。



朝からずっと笑顔だったじいちゃんも午後にはまた頭痛。

ナースコールをして鎮痛剤を処方してもらった。

お薬が効き始めるまではとても機嫌が悪い。

タイミングを見計らってから「また明日ね」と帰って来た。


明日は娘たちが顔を見せに行ってくれるとのこと。

孫たちの顔を見たらきっとまた笑顔になってくれることだろう。




窓の外が茜色に染まる。なんと穏やかな夕暮れ時なのだろう。

窓辺に佇みながらほっと息をするようにこれを記す。






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