雲間からやわらかな陽射しがふりそそぐ。
ほぼ夏日だったようだけれどさほど暑さを感じなかった。
目覚める瞬間まで母の夢。二日続けてのことで
複雑な思いが込み上げてくるばかり。
夢の中の母は決して微笑んではおらず
きっとそれが現実なのだろうと思う。
「あんまり気にするからだよ」とじいちゃんの助け舟。
朝食後じいちゃんはすぐに川仕事へ。
決して無理をしないようにと今朝も言い聞かす。
私は急ぎの仕事があり山里の職場に向かった。
月曜日のせいか来客も多く忙しかったけれど
やっぱり忙しいのが好きで張り合いがあって嬉しい。
帰宅したら先に帰っていた娘が洗濯物をたたんでくれていた。
ああ今日も母の日だなと嬉しかった。
夕飯の支度も娘と肩を並べて、残りご飯で塩おむすびを作ってくれる。
私が「このお塩は沖縄の塩なのさ〜」とおどけて言うと
娘が「これはうまいさ〜」と笑いながら応えてくれる。
可笑しくてたまらなくなってふたりで大笑いをした。
笑顔のままで今日が暮れていく。
きっと微笑みながら眠ることが出来るだろう。
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