2018年11月09日(金) |
空をみあげて笑顔になろう |
夜中に少し雨が降っていてしっとりと潤った朝。
日中は晴れて暖かくなる予報で絶好の遠足日和。
娘が早起きをして可愛らしいお弁当を作っていた。
私は少し甘めの卵焼きを作る。「おばあちゃん上手!」と娘。
いつもより重いリュックを背負った孫たちを送り届ける。
ふたりとも遠足を楽しみにしていて駆けながら門をくぐった。
うしろ姿を見送りながら空を見あげ私までうきうきとしてくる。
山里の職場に着くなり同じ敷地内の義祖母の家へ。
なんとやすらかに眠っていることだろう。
起こすように声をかけた。大きな声で何度も呼んだ。
午前中に急ぎの仕事だけを済ませて午後はお葬式の段取りを。
義父から葬儀の受付係を頼まれて同僚と一緒に快く引き受ける。
心の片隅では出しゃばってはいけないと思ってはいても
やはり少しでも役に立ちたい気持ちが込み上げてくる。
叔母ちゃん達がみんな「頼むよ」と言ってくれて救われる思いだった。
葬儀は日曜日に決まる。お通夜は明日身内だけで行うことに。
義父が「お祝いみたいなもんだ」と言ってみんな笑顔になる。
昨日はとても複雑な思いだったけれど今日になってみれば
自分に出来る事を精一杯。それがいちばんなのだと思える。
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