夜明け前より激しい雷雨。どすんと大きな音がして目覚めた。
その後エリアメールがひっきりなしに鳴り響き
高知県に大雨特別警報が出されたことを知る。
ざわざわと落ち着かない朝になってしまったけれど
午前9時にはもう雨も小降りになりいつもと変わらない日曜日になった。
隣町の宿毛市では浸水の被害が、そして各地の甚大な被害。
とても他人事ではなく心を痛めるばかり。
かと言って何も出来ず心苦しさがつのるばかりだった。
じいちゃんとふたりNHKの報道を見ながら一日を過ごす。
午後には曇り空。薄っすらと陽も差し始めて空が明るくなる。
もう峠を越えたのだと思う。もう大丈夫なのだと思う。
久しぶりに夕陽を見た。灰色の雲を精一杯に染めて微笑んでいた。
ふと微笑んでも良いのではないかと思った。
どんなに心苦しくてもどんなに心を痛めていても
ひとにはそれぞれに与えられた一日があるのだと思う。
いまほんとうに必要なのは涙ではなくて希望なのではないか。
お風呂上がりの孫たちの髪を乾かす。
愛しくてならなくて頭を撫でるようにして乾かす。
我が家は平和だった。どうしようもないほどに平和な夜に。
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