雨は休むことを忘れたかのように今も降り続いている。
午後7時20分。外はまだ薄っすらと明るい。
雨雲の上には確かにおひさまがいてくれる証であった。
朝のうちに訃報が舞い込む。じいちゃんの従兄弟が急死した報せ。
工務店を経営していてまだ働き盛りの68歳であった。
ショックはもちろん大きいけれど、やはり人は必ず死ぬのだなと漠然と思う。
そうして怖れていた死がまたいちだんと身近に感じられてならなかった。
とても安らかな死に顔。まるで眠っているようにしか見えない。
涙が出てこなかった。どうしてだろう、ただただ心が痛くてならない。
降り続く雨。空はこんなに泣いているのにと思った。
午後はじいちゃんとふたり気が抜けたように過ごす。
そんな私たちを笑顔にしてくれるふたりの孫たちのありがたさ。
じいちゃんもばあちゃんもきっと長生きをするからね。
あやちゃん、めいちゃんありがとう。今日もほっこりと生きていました。
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