図書館のおはなし会を一緒にしているSさんが、 旅先で骨折して、入院したと連絡がありました。 すぐ地元の病院に転送されて、手術。 手術は無事に終わったそうです。 その怪我の具合が、ものすごく痛そうなので、 ラインを読んで震えあがりました。 地元ならともかく、旅先での怪我は、 不安でいっぱいだったと思います。 リハビリ頑張って、早くよくなりますようにと思いました。
ということで、9月のおはなし会はひとりでやりました。 一人でも平気ですが、 いつもは前半後半に分かれて担当しています。 急遽組んだプログラムです。
手遊び『どんぐりぼうやがたんけん』 手袋人形『くまさんのおでかけ』 おはなし『おいしいおかゆ』 巻き絵本『わたしのワンピース』 パネルシアター『こぶたたぬききつねねこ』 パネルシアター『うさぎのダンス』
おはなしは、長年語ってきた『おいしいおかゆ』です。 時間は5分の短いおはなし。 昔、よく語り、それから何年かして、 テキスト通りだとおかゆがあふれてこなくなって、 なんども言葉を足してあふれさせていました。 足してもあふれないこともありました。 語り手がよく入門として覚えるおはなしなので、 よく知られています。 テキスト通りでないと言う人もいて、 間違えて誤魔化しているとにおわす人もいました。 「おかゆがあふれてこないのよ」と私は言いましたが、 たぶん私の言いたいことは伝わらなかったと思います。
でも、最近、もともとのテキスト通りでおかゆがあふれるようになりました。 自分でもびっくりしました。
私が、頭に思い描いていくイメージが大事なのです。 どんどんあふれていくきびのおかゆ。 それが、言葉を無理に積み重ねなくても、 あふれてくるイメージを描くことができるようになって、 おはなしを語り始めたころに帰ったようでとてもうれしかったです。 覚える時、語る時、リアルに思い描くのは、 聞き手に届けるためには、とても大切なことなのです。 たぶんこれは演劇ににも通じる手法です。 文字だけでは伝わらないのです。 だから自分の中に取り込んでいくときに時間がかかるのです。 そして語る。 その時感じたことをまた積み重ねていきます。 たぶん行きつ戻りつしながら。
おはなし会は楽しかったです。 小学生の3年生かな?それとも4年生?の女の子3人が来てくれたので、 欲張りな私は、 くそっ!もっと聞きごたえのあるおはなしを用意すればよかったと、 ものすごく悔やみました。 最近、小さい子の参加が多いので、 幼稚園〜小学校低学年を想定してプログラムを組んでいます。 でも、幼稚園生もいましたから、 このプログラムでよかったのですけどね。 年齢差のあるグループの場合、下の子に合わせるのが基本なので。
10月のおはなし会も一人です。 まだマスクをしています。 練習すると、夫が話しかけてくるので、 夫が寝るのを待ってます。(笑) 夜起きてきた夫に見つかると、寝るのが遅いと怒られます。
ご飯づくりに復帰しました。 愛用のグローバル包丁は持ち上げられるけど、切ることができません。 ペティナイフがあるので、それを使っています。 硬いごぼうと人参はピーラーで。 人参を大きく切りたい時はレンチンしてから切っています。 大根は、夫に頼んで切ってもらいます。 使わない限り、指の痛みはありません。すごい!うれしいです。
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