6月28日は通院の日でした。 それまで、親指をぐるぐる回す日々。 回すと痛いです。 術後、1ヵ月が過ぎたので、そろそろ料理をした方がいいのかもと、 包丁を握ったら、痛くて、落してしまいました。 あぶないあぶないです。 これは、無理して、頑張った方が回復するのかしら?と先生にお聞きしたら、 無理しない方がいいそうです。お聞きしてよかったです。
そして今回は、マッサージとストレッチを習いました。 先生にマッサージをしていただきました。 その!痛いことといったら! 私は、痛みに強いたちなのですが、 人外のうめき声をあげてしまいました。 「うわああああああ」とか「ぐえええええ」とか「ふみゃああああ」とか 「があっ!ちょっとそれ待って!(もちろん待ってくれません)」とか。 中待合まで聞こえてなかったらいいなあ。 お待ちの皆様、うるさくて怖くてほんとすみませんでした。 そして先生、優しい方ですが、なんか口の端と目が笑っていました。 私、しっかり気がつきました。
不思議なことに、マッサージしたあと、可動域が広がりました。 家でも頑張ろうと思いました。 親指と人差し指はこんにちはができます。 軽いもの(お札一枚)は持てます。 重いのは持てない。 親指と小指は、こんにちはできません。 ようは親指が、曲がるようになるのを目指すのです。
マッサージをして痛いところは、手首から取り、 親指に移植した長掌筋が入っているところです。 そこをもみほぐします。 この痛みと、術前の痛みは、違う痛みなのだそうです。 術前の痛みの原因は炎症だとお聞きしたことがあります。 今の痛みの原因を聞いてくればよかったです。 忘れてしまいました。
骨をひとつ外してとり、 そこに手首からとった長掌腱を丸めて入れているそうです。 長掌腱の両端は、上下にある腱?筋に固定してあるそうです。 骨に固定するのかと思っていました。
朝、起きると、親指が痛いので装具をつけた方がいいでしょうかとお聞きしたら、 装具は必要ないそうです。 この痛みは、朝、血行が悪いからだそうです。 装具は親指を動かさないためですから必要ないですね。 なるほど。 血行で痛みがでるとは知らなかったです。 人の体って、繊細で、不思議でおもしろいです。 湿布が効くそうなので、出していただきました。 でも、術前の湿布とは違うので、 やはり痛みの原因が違うのでしょうね。
それから、日曜日に外来で診ていただいたこともお話しして、 その時の写真も見ていただきました。 かさぶたごときで、休日に来てしまったの。恥ずかしいです。申し訳ないですと言ったら、 先生、「全然問題ないですよ!来て正解!」と言ってくださって、 ほっとしました。 優しくていい先生です。
料理、お掃除、洗濯は夫がしてくれています。 感謝です。 もっと早く復帰できると思ったのですが、 時間がかかります。 じわじわと回復中。 申し訳ないです。
ライアーは6月末に、人差し指で弦に触れても痛みが出ないので、 調弦することができました。 少し音が変わっていたので、申し訳なかったです。 やわやわと曲が弾けますが、 すぐ痛くなるのでやめています。 本来の奏法の、始めに弦をしっかり押すことができません。 残念ながら、長らく弾き込んでいた曲すら、指が忘れていました。 む〜。悲しい。
それから、もう一台の1枚板のライアーのピンが回るようになっていました。 入院前はよい音でしたが、調弦できるようになった日、調弦前に 音を出したら、全体の音がひどく変わっていて血の気が引きました。 やはりピンが回ります。 去年2回もピンが回るので修理にだしたのです。 がっかりしました。 連絡しなくては。 こちらのメーカーさんは、 木の管理がよくないのではと思います。 ↑ウルファさんに相談してます。
はたして、ライアーは長く続く楽器なのだろうかと時々思います。 強い力で弦が張られているものですし。 まだ新しい楽器で完成形になっていないのではと感じます。 ある程度の、まとまったお金を払っているのに、 当たり外れがあるのってどうなのかしらと思うんですよね。 やはり木かなあ。 上位機種が発売されたけど、 いまいち信用できないというか、安心感がもてないんです。 私の手元に「当たり」が届くのかどうかって。
今、メインに弾いているライアーも響板が歪んでいるんです。 どうか割れませんようににと祈るような気持ちでいます。 割れた時、直すと音が変わってしまうので。 今の音かとても好きなのよ。
ライアーは、個人工房が多く、 ライアー発祥の工房が、あの!工房が閉じてしまったこともあり、 ずっとこの楽器が残るのかどうか、ちょっと心配なんです。 サポートが必要な時にサポートが受けられなかったらまずいもの。
ここに記録を書いていてるのは、 まだペンが持てずに字が書けないからです。(笑) 私は忘れっぽいので、どこかに記録を残していかなくてはいけません。 幸い、左手でキーボードを叩けます。
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