みみずのたはごと

2006年07月21日(金)  ヴィクトリア朝真っ最中。

圭介が訪れた英国はヴィクトリア朝の真っ只中だった。
……てなわけで、ネタ一つ書くのに大騒ぎになってます。何がってお財布と本の山が。
何となくな知識はありましたが、ヴィクトリア朝。元々、私はあんまり好きな時代じゃないんですね。英国だったら、中世か第一次大戦後あたりの方が好み。ヴィクトリア朝は色々と煩いわ暗いわ息詰まるわで、苦手なものが多いのです。よってホームズよりはポワロ。ピーター卿でもよいですが。
そんなわけで、あんまり知らないヴィクトリア朝について、この一週間せっせと知識を詰め込みました。圭介が何を思いどんな説明を受けながら1872年の英国各地を歩いたのか。それはヴィクトリア朝という独特の空気を知らなければきちんと理解できない気がしたから。
――とかいうとちょっと恰好いいでしょ?(笑)
や、単に根が英国大好き人間なんです。真相は。調べ始めたら面白くなっちゃっただけなんです。すみません。苦手は苦手ですけどね、今でもね。
自分でも相当脱線してると思いつつ、シティ(ロンドンの金融街)の構造にまで手を広げてたりもする。…これまでも現在も仕事で金融関係には馴染みが深いもので、つい面白そうだなーと思っちゃったんですよねー。何しろまず、圭介渡英時の世界経済はまだ金本位制だった、って事実からして意外というか、そーいや昔そんなん習ったよなというかで。ちなみに今、図書館で予約かけてるのが、『イングランド銀行の300年』という本。はっきりいって圭介には殆ど関係ありません。(…)
時間を無駄に使うことにかけては、我ながら天才的だと思います。(何の自慢?)

英国圭介足跡ツアー第2弾は、ひとまずバーミンガム、リバプール、マンチェスターの3都市で一区切りつける予定。暫くは、ヴィクトリアンな恰好の圭介を想像してニヤニヤする怪しい人と化してますので宜しくです☆

●更新
>大鳥文庫: 『鳥飯』に「バーミンガムそのいち」「そのに」
 ここまで調べる必要はあったのか、いやない(反語)。


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葛生冴 [MAIL] [HOMEPAGE]