Kヶ江さんに触発されまして、学生時代に2年ほどお世話になった仏語辞書を引っ張り出し、フランス語での軍隊命令用語を調べてみました。 「撃て!」は英語では“Fire!”と言うので、同じではないかと推測して検索したところ、案の定大正解。フランス語で「火」を意味する“feu”の項に、「Feu!=撃て!」としっかり書かれていました。 が、問題はその発音。フランス語には二重母音がなく、“eu”の音は「ウ」になります。つまり、「feu」は、「フ」です。 …………………。 な、なんて締まらない命令なんだ…!(大爆笑) だって、例えばですよ。 (以下、想像妄想につき反転)
<小山における浅田の場合> 左方の麦畑の中に5人の敵兵を発見。うち1人は指揮旗を持っている。手招きしておびきよせ、距離15、6歩まで縮まったところで、腕を高々と振り上げ叫んで曰く、「フー!」
<二股における大川の場合> じりじりと迫ってくる敵に、 「まだだ、もっと敵を引き付けろ…!」 そわそわしはじめる部下を抑え、息をひそめて待ち構える。もうこれ以上は、というところで、 「よし、今だ! フー!」 号令一下、山中に轟音が轟いた。
…な、何か違うモノを思い浮かべてしまっ…。げふぐふごふ。(死んでこい)
前回鳥飯で触れた『解難録』を仕事のついで(またか)に入手してきたんですが、予想どおりと言いますか、どこまで勝先生の言い分を信じればよいのかという命題にぶつかっております。…お願いだから同じことを書き残すなら記述内容は統一してくれ…。(だいたいがこの人は苦手なんですよ私。だから今まで避けてたんだ。でも、どうやら疑問点を解決するためには海舟全集と取っ組み合わなきゃいけない気がしてきた。ヤだなぁ。) あ、でも一つだけ、前から抱いてた謎が解けるかもしれないという感触はあった。まだ「かも」の段階だけど。
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