大鳥さんについて調べていると、時々ひどく落ち込みます。その人物や功績に打ちのめされて…というよりは、私の場合、まだ見ぬ資料の多さと己の至らなさに気が遠くなるだけなんですが(笑) 一方で、不意に幸せな気分になったり、とんでもなくやる気が出たりもします。その底知れぬ機動力と持久力と探究心は、たとえばその百分の一でも本気を出せば、自分の目の前の問題を片付ける程度ならやってやれぬことはあるまいと思わせてくれます。 調べ始めた当初はよもやこんな深みに嵌るとは思いもしませんでした。本当に、思わぬところに底無し沼があったもんです。 私は、自身が理系全くアウト(そりゃーもう見事なほど。もはや苦手とかいうレベルではない)なので、実感として彼の能力の凄さを知ることはできません。彼の書いたものでも、専門的な話は読んでも理解の範疇を越えているでしょう(というのを言い訳にして後回しにしているのが、実状)。だからどうしても、興味の矛先が功績よりはその言動に傾きがちです。社会学をちみっと齧ったせいか、行動理論とか心理分析とかの人間観察につい走っちまうんですが、そしてそいつがまた奥が深くていいように圭介に振り回されてるというか、うんまあ古今東西空想現実、いつどこにおいても私が嵌る相手というのは大体において自己矛盾を抱えていることが多く、茨道散策にもいい加減慣れたといえば慣れてるんですがね(遠い目) ってな一見真面目な話題で何が言いたかったのかというと、昨日ちょいと落ち込みまして、私なんぞに圭介の何が語れるんじゃろうと後ろ向きになってたんですが、一晩経ったら、忘れた訳じゃないんだけどそれでも気づいたら圭介についてあれこれ私説を脳内で展開してにんまりしてる喉元過ぎればな自分がおりましてね。で、とりあえず意味があろうとなかろうと、戌辰戦争時の言動と組織観察から自分は突っ込んでいくべ、と方針を確認してみたという、それだけのことです。 …や、だって面白くて仕方ないんだものこの人に突っ込むのって!(結局そこなのか。)
ところで、昨日(12日)は鴻の台記念日でしたね!(暦違うけど) ウカツさんなので夜になって漸々気づきました。 そうか、だから雨だったのか…!(絶対違う。)←東京は11日夜から雨でした
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