先日、某所の圭介お誕生日チャットにて話がちょろっと出たのが切欠で、怒涛のように「大鳥活字」について調べ…ようとしています(努力だけは。) ざっとみたところ、府川充男さんという方が昔せっせと調べておられた、らしい。 (1) 『季節』 エスエル出版会〔発売:鹿砦社〕、1988年8月号[12号] (2) 『Typographics ti:』 日本タイポグラフィ協会、1992年11月号〜1993年3月号[145号〜148号] (3) 西野嘉章・編、『歴史の文字――記載・活字・活版』 東京大学出版会、1996年10月 関連部分がごく少ないページ数なので、できればコピーで済ませたい、なー…(笑)なんて思っていたら、(2)と(3)は意外と身近で入手可能なことが判明しました。ので、近日中に(コピー)取りに行ってこようと画策してはいるのです…んが、問題は、(2)の入手可能時間が見事に勤務時間に重なっているという事実。サボって行くか…?(をい)
ネットで手に入る映像資料としては、こんなのをみつけました。 「これは、幕末期にフランス式兵学を教えていた大鳥圭介が、自分でつくった鋳造活字で印刷した翻訳兵学書である。大鳥は幕臣の中でも秀才中の秀才といわれ、医学・漢学・蘭学・フランス式兵学を学んだ。これが、この本の出版に役立った。大鳥のつくった活字の特徴は銅に文字を凹刻(おうこく)した母型に鉛ではなく、スズと亜鉛の合金を流しこんで鋳造したことである。大鳥のつくった活字は、幕府の陸軍所(りくぐんしょ)の教科書を印刷する時に使われ、幕末期につくられた活字としては最も多種の印刷物を生んだといわれている。」 いやあ、「幕臣の中でも秀才中の秀才といわれ」。いいですねぇ…(どこを見ているのか。)
●更新 >文庫:鳥飯に一つ追加(5日更新分) いい加減に国府台からそろそろ一旦離れます(笑) 次は小山戦争か会津あたりを予定。 >駄文:大鳥夫妻SSを日記からサルベージ+蝦夷小ネタ一つ追加。 >枝折:蝦夷リンクから一つ削除、二つ追加 『Maple』様閉鎖ということで、リンクを削除しました。その他、かねてから繋げたいと思っていた二サイト様を鼻息荒くお迎え。
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