みみずのたはごと

2004年12月22日(水)  すすすみませんすみません…っっ!

新撰組祭@脳内、どうやら勝手に収束の方向に向かいつつあるようです。…というかですね、すみません大鳥さんブームがまたやってきてしまいました(爆)
いやちゃんと新撰組資料も読んでるんですが。
もう年末だなァ年賀状書かないとな、と思ったらば。
…………ホラ、酉年だから、ね…。(トリトシとは言ってないデスヨ)
ああでも書きかけのものはちゃんと終わらせますよってご心配なく。(誰も心配なんざしてないって)

ついこないだ(11月)発行の中公新書『新選組 「最後の武士」の実像』(大石学)を読んでいるのですが、評価が微妙なところです。非常によく纏まっているというべきか、コンパクトに纏めすぎと言うべきか…。出典を明示しているのは有難いですが、必ずしも資料批判をしつつ書いているのかどうかがよく判らない。日本近世史の教授なんだからちゃんとしてるんでしょうけど。構成として、最初に時代背景の説明(黒船来航〜戊辰戦争終結まで)をしているのと、当時の江戸・多摩の情勢を纏めているのと、小見出しを多用しているのが、読み物としてではなく(SS執筆の)資料として使いたい人間にはたいへん親切ではあります。(笑)
「新選組の歴史的位置とは」というのが執筆テーマらしいので、読了を楽しみにしつつ通勤の友。(あ、でももうすぐ休みに入っちゃうんだったね;;)

クリスマスが終わるまでは、カード書いたり(外国の友人が多いので)年賀状書いたりでドタバタしてそうです。


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葛生冴 [MAIL] [HOMEPAGE]