眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・恐竜とハツカネズミ:七地寧

ボーイズ小説・恐竜とハツカネズミ(リリ文庫)七地寧

アメリカ生命工学の研究室で学ぶ受(候補)は化学工業で財をなした家出身のアメリカ人攻(候補)と出会い同居する事になったが…。
好きな作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
受は留学生。統計解析、遺伝子工学を学ぶ。とても優秀。日本人。西堂出身。童顔。黒縁眼鏡。黒髪黒瞳。研究に夢中になると寝食を忘れる。身なりに無頓着。意識すると壇上に立ち社交的になれる。先頭だって議論を進められる性格。
攻は辣腕家。アメリカ人。実家は化学工業で財をなし製薬バイオテクノロジーで事業を拡げている。生家関係以外にベンチャー企業とベンチャーキャピタル間のコーディネートをしている。冷静沈着。金髪碧眼。
「PinkPiggy」のメインカプの救出を助けたカプが今回のメイン。誘拐事件自体は何十ものベールに包まれた向こうでちらちら動いているのをこっちから様子をうかがうぐらいでしか見られない。
受の人生はドラマチックなはずなのに、あまりに淡々と話が進み盛り上がりもなく、なんかこう。外国の暖かい国のビーチでゆったり椅子に座った老人が過去を振り返っているような抑揚のなさだった。
そして相変わらずコクーニングをしている。西堂学園は他の作品にも頻繁に出てくるが、理想の学校にするつもりなのか、やたら説明が長い。そして顔が良くて実力があって斜めに物事を見る物の分かった人物が多い。熱い体育会系なんているんだろうかと思ってしまう。
攻が少年時代に受けた衝撃のエピソードはまだ片鱗も語られていないっぽいので続けられるのなら続くんだろうか。
Hは無し。キス止まり。将来も無いかもしれない。攻は受に執着し受は攻に好意を持っているけれど、恋愛感情じゃないみたい。こういう関係も好きなんだけどね。取り敢えずやっても良いかなという状況が出来ればするかも。みたいな感じだった。
次も買う予定。
シリーズ。アメリカ人×日本人(予定)。淡々。アメリカが舞台。眼鏡受。執着攻。

2012年11月22日(木)
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