眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・野獣なネコ 流されるクマ:丸木文華

ボーイズ小説・野獣なネコ 流されるクマ(花丸文庫)丸木文華

大学生攻は母校の学祭でメイド喫茶のため女装をしていた高校生受に一目惚れし声をかけるが、男だと分かりがっかりする。バイト先の予備校で再会し…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は高校生。弟が一人。水泳部。周囲に可愛がられている。女の子に告白され付き合うが飽きっぽい。華奢な容姿。健康的に焼けた小麦色の肌。切れ長の地味な一重の瞳。大人しい目元の造りに反したわがままそうな表情。さらさらの黒髪。160センチ半ば。
攻は大学生。姉が一人。失敗大将というあだ名。柔道部。本番に弱い。押しに弱い。188センチ。外見を気にしない。全てにおいてセンスが皆無。十人並みの顔立ち。野暮そのもの。背が高く冬眠から覚めたばかりのクマ。
この作家さんなら執着攻やキャラの暗い過去やトラウマ、暴力、陰湿な行動などが得意というかデフォで出てくるかと思いきや、びっくりするほど他愛ない平凡なキャラ同士の話だった。
たまたま女装していた受に一目惚れした攻が声をかけ男だと分かると逃げたんだけど、今度は受が攻を気になって予備校で再会し受がアタックしてくるので攻は成り行きで付き合ってみたが…みたいな流れ。
普通の甘えたがりな高校生ともさい大学生がカプになる話だった。
女装Hもしているが萌えて女装しているというよりは、受は攻が喜ぶから女装しているだけで、攻はどちらかというとSM的な羞恥プレイの一貫として喜んでいるっぽいので女装萌えは薄い気がする。
受弟は実際苛められているのかもしれないが、もしかすると私立を受験する親友(或いは片思いみたいな相手)がいて一緒の学校に行きたいから嘘をついているパターンなのかとも思った。
Hは5回くらい。最初は入らずに最後までしたのは3回目から。しかし内容は段々エスカレートしていき最後は受尻へのスパンキングと道具でお仕置きしていた。攻は潜在的にエスっ気があるらしく、普段は押しの弱いヘタレだが切れると恐いタイプ。
次も地雷で無い限り買う予定。
学生物。大学生×高校生。ほのぼの? 年上攻。受の女装。道具H。女装H。

2012年08月02日(木)
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