眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・一線越えなきゃ始まらない!:深沢梨絵

ボーイズ小説・一線越えなきゃ始まらない!(シャレード文庫)深沢梨絵

「六法なんかじゃ間に合わない!」続編。修習も大詰めになり再度攻の経営する法律事務所で研修する受。事務所に新しく優秀だがオタクで偏屈な弁護士も入り研修の日々が始まるが…。
続きが気になったので買った。可もなく不可もなくプラス2。
キャラ設定は前巻で。
今回アメリカ留学もした優秀だが性格が非常に難のある先輩弁護士が出てくるがキャラは立ちすぎるほど立っていた。
弁護士としての事件は3つぐらい出てくるが、なんつーのかラブにはまったく関係なかった。前の時も思ったが受は巻き込まれ型の平凡な性格で、強烈な個性を持つ攻や脇キャラにあわあわ言いながら事件が進んでいくので基本影が薄い。まだろくな仕事が出来ないのは分かるんだけど、出来ないなりに良いところを見せて欲しかった。
前巻の後書きで今回はもうちょっとラブを増やすと書かれていたので、取り敢えずどうやってくっつくのかと思いながら読んでいたのだけれど、残り50Pぐらいでようやく攻が受が好きと告白して、唐突にラブパートにはいったのでがっくりした。前ふりは攻が受を雇うのを躊躇するエピソードくらいで、他は普通にどたばた事件簿みたいになっていた。ラブは?
途中の事件で攻が受を大切にしているとか受が何かの折に攻にドキッとしてくれたらまだ良かったのに。武闘派な新興宗教が出てきた時は、ベタだけど受が危険な目にあって攻が助けてくれたりするのかとも思ったが、攻と痛いオタ弁護士が目立って受は空気だった。どうでも良いが攻は早死にしそう。
やたらキャラが立っている脇が沢山出てきて、でもラブに絡むわけでもなく、ニアホモの弁護士コメディ。たまにドキッもあるよ。な作品ならこれでも良かったけれどBLとして読んだら何か微妙。
後言葉選びだけでなく感覚が15年前くらいだった。
最後コンビニで受の手をガードレールのパイプ部分に掴ませる攻は可愛かった。
Hは最後に一度。
次も設定次第。
社会人物。弁護士物。続編。弁護士×修習生。事件物。眼鏡攻。年上攻。オタク。


2012年06月23日(土)
最新 目次 MAIL HOME