眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・まばたきを三回:凪良ゆう

小説キャラで連載されている秋月さんの「公爵様の羊飼い」が次で最終回らしい。
設定に興味があったものの長かったのでしばらく脱落していたんだけれど、富士見の再燃でこっちも本を買おうかと調べたら一巻目は6月に出るのね。長らく連載していたのにまだ一冊も出ていなかった事に驚いた。
買い集める気は満々なんだけれど、複数巻出そうなこの作品はフェアやら小冊子付きのセット販売とかが有りそうで、後でそういうフェアがあったら買い直すのが悔しくて今すぐ買えない。



ボーイズ小説・まばたきを三回(ショコラ文庫)凪良ゆう

祖父の後を継いで陶芸職人になった攻は、一日の終わりに2年前に亡くなった恋人の別荘で過ごす事が日課になっている。ある時地震が起きて受の幽霊が現れる。生前の姿のままの受と生活するようになったが…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受はグループ企業の御曹司。東京に住んでいたが体が弱く攻のいる田舎に静養にやってくる。アレルギーが多い。絵が得意で絵で身を立てようとしていた。薄い茶色の髪。理想的なアーモンド型で目尻だけが涼やかに切れた瞳。笑うと美しい弧を描く薄い唇。頭が良く垢抜けている。
攻は陶芸の職人。小さい頃に両親を亡くし祖父に引き取られる。祖父の後を継ぎ土産物の陶芸職人になった。奥手で不器用。武士のようにきりっとしている。奥手。真っ直ぐ。我慢強い。
人口一万足らずの田舎が舞台。都会の美形と田舎の好青年のカプの話。
以下ネタバレ含むので注意。


受が霊となって現れた展開に驚いたが、攻も霊になるとは思わなかったので更に驚いた。しかもぬいぐるみに入って旅をするとか。
謎解きの方に意識が向いてカプの萌えは薄くなった印象。
不思議成分多めだとそっちの設定に気を取られて萌えが薄まる。萌えブースターが点く場合もあるんだけれど点火はし難い。
謎解きが入ったためかカプとして成立するのは、受が積極的だったのもあり割りとすんなり。
出来上がった後はぶれもせずがっつり組み合っていた。
4年間寝たきりというのは本人にとっても両親にとっても辛いよね。行き先が若干不安な二人だけれど、ずっと二人で幸せに暮らして行けそうで良かった。
お盆は絶対に余所に旅行とかに出かけられないっぽい。個人的に身内の霊なら会ってみたいけれど、それ以外は会うのはやだな。お盆にH出来ない理由も生々しいけど笑った。
初回特典のペーパーは二人が一緒の学校に通っていた頃の話。バレンタインにチョコを貰う攻に嫉妬する受の話。
コミコミで買ったためか表紙のポストカードも付いていた。
Hは二度ほど。17歳で初H。攻が鈍くて受から水を向けたような形になった。
次も地雷で無い限り買う予定。
幼馴染み物。不思議設定。陶芸家×大会社の跡取り。同級生カプ。始めて出会ったのは9歳で。23歳時に話がスタート。シリアス。センシティブ。

2012年05月28日(月)
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