眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・リアルリーマンライフ:今城けい
ボーイズ小説・リアルリーマンライフ(シャレード文庫)今城けい
工作機械を作る会社の開発室で働く攻は、クレーム処理で向かった先の会社で昔付き合っていた後輩と再会し再び付き合おうと誘われる。同行した営業受は攻を家に泊めて…。
気になる設定の新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。ちょい可もなく寄り。
受は営業部。優秀な営業マンで出世頭。攻と同期入社。実家は会社を経営。華やかで女性にもてる。如才がなく気配りが出来る。存在感がある。ダークブラウンの髪と眸。低く柔らかな声。男は攻が初めて。
攻は開発部所属。院卒。機械を生み出す機械を作る。入社五年目。仕事人間で優秀。国内でいくつも賞を取る論文が海外からも注目されている。人付き合いが苦手。口下手。ゲイ。真面目で誠実。顔もスタイルも申し分ない。
初読みの作家さん。名前は知っていたけれどあらすじがピンと来なくて読んだことはなかった。はず。
普通のリーマン物っぽかったので興味を惹かれて買ったのだが、表紙の黒髪と茶髪を見て、このレーターさんの絵なら確実に黒髪が受だろうと思いながら読んでいった。中身もいかにも茶髪が攻っぽい話の進め方で最後の最後でどんでん返しにあった。
茶髪が受っぽい記号は殆ど出てこなかった。襲い受ではないし、かといってリバカプっぽくもない。営業の派手でこなれた攻と理系の優秀真面目木訥受として読むのが一番しっくりくるような話運びと黒髪の反応。Hの時も受の方が(女とだけど)経験豊富で攻は喘がされていたし。最後のクライマックスHで受が相手に乗っかる方を譲っただけみたいに見える。
茶髪が受に回った理由も一応書かれていたけれど、ぴんとこないというか、それが理由なら黒髪が受攻のどちらであっても関係ないんじゃないかと思った。
文章自体はちょっと読みにくい。文体は硬めなのは好みなんだけれど、作家さんが出すキャラのデータの数が少ないと言うか、何故そのキャラがそう行動したのか分かり難くて、キャラになかなか親しみを抱けなかった。
普通なら読み進む内にメインキャラに段々親近感が湧いてきて気持ちが近づくのに、一定の距離で柵がされていて中に入れない感じ。攻が元恋人にはっきり言うシーンまで柵はしまったままだった。それ以降は好意を抱けたけれど、残りページが少なくなっていたので他の作品より親しめなかった。
攻が受を好きになる理由は納得できたんだけど受が何故攻を好きになったのか分からなかったので、本編後受視点で短編が入っていてようやく納得出来た感じ。
会社の描写は専門知識も出てきて興味深い。ただ難しかったので攻が何を話しているのか内容はさっぱりだった。
Hシーンは5回ほど。最後まで行ったのはクライマックスHでだった。
次も設定次第。続きが出るなら買いたい。
社会人物。リーマン物。開発部29歳×営業部27歳。年上攻。リバっぽい。シリアス。攻に元恋人。理系攻。
2012年04月26日(木)
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