眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・飼い主はなつかない:菱沢九月
夏コミの企業スペースでFBの小冊子が出るらしい。
夏は出るので是非とも買いに行きたいけれど、一人参加の可能性が高いので企業スペースが遠い。
まさか小冊子が出るとは思わなかったのでとても楽しみ。それなりに売り上げが良いって事なのかな。
ボーイズ小説・飼い主はなつかない(キャラ文庫)菱沢九月
検査技師の受は、生まれつき人の見え方が違う特殊体質のおかげで家族とも疎遠のまま親しい付き合いをしている相手もいない。行きつけのレストランでバイトしていた高校生攻と知り合い、世話されるようになり…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は臨床検査技師。実家は医者。兄が一人。特殊体質のため家族から疎まれてきた。人の周囲に色が見える。その人固有の色で体調によっても変化する。生者と死者の区別がつかない。幽霊も普通に見えるためあまり他人を見ないようにしてきた。壊滅的に家事が出来ない。汚部屋の住人。人嫌いで無愛想。思ったことを口にする。黒目の多い切れ長の瞳。細い指先。綺麗な顔。
攻は高校生。バスケ選手で将来を嘱望されていたが事故で選手の道を断念。叔父のレストランでバイトしていた。家事は一通り出来る。料理も得意。面倒見が良い。とても背が高く明るい茶色の髪。くっきりした二重の瞳。甘く整った顔。頭も良い。淡い金色の光を帯びている(受視点)。
読み始めてやっと雑誌分を読んでいたことに気付いた。割と分厚い。
人の周囲に色が見えて顔がなかなか覚えられず、生きている人と死んでいる人の区別がつかなくて死んだ人から話しかけられることもあるので知らない人と会話出来ない受はよく会社に就職できたなと思った。生きるのが大変そう。
この作家さんは攻が深い懐で受をつつみ甘やかすパターンをいくつか書いているけれど、この攻も年下ながら受を受け止め甘やかしていた。
受が結構ずばずば言う性格なのだけど、攻がここまで世話を焼ける流れがちょっと強引に感じた。
書き下ろしは付き合って以降。攻のバイト先に新しいバイト大学生が入り、受に粉をかける話。キャラの話よりネコエピソードにうっかりうるっとなった。クライマックスは言葉でしっかり説得している受をみて、攻のために頑張っているなと思った。ネズミのエピソードにしみじみする。
少し不思議系でほのぼの出来る作品だった。くっついた後は固い絆で結ばれていそう。受の特殊技能では体の不調(胃潰瘍とかガンとか)は見つけられないのだろうか。色々便利そうなんだけれど。
Hはそれなり。体育会系の攻なので体力ありそうなHだった。
次も設定次第。
特殊設定。不思議系。高校2年生17歳×検査技師23歳。6歳差。年下攻。受に当て馬。
2011年07月22日(金)
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