眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・わけもなく、もっと:渡海奈穂

小説ディアプラフユ号を買った。買ってみた宣言のみ。
どの作家さんも好きなので久しぶりに全作品楽しみな号だとほくほくしていたら、次号は絶対に読まない作家さんが二人の他に、買った雑誌に載っていて気になる設定なら読んでみる作家さんばかりで、その落差に驚いた。
次号は小説ディアプラ初の興味が引かれず買わない号になるかもしれない。


ボーイズ小説・わけもなく、もっと(シャレード文庫)渡海奈穂

会社員だった受は兄の出奔で実家の和菓子屋を手伝うため地元に戻る。茶道教室を開く攻と知り合い…。
好きな作家さんの新刊なので買った。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は和菓子屋を手伝う。会社に勤めていたが兄が家出をしたので実家に戻り和菓子屋を手伝う。兄姉がいる。天真爛漫。末っ子気質。美形。真面目。遊びで付き合えない性格。小綺麗で整っている。可愛い雰囲気。
攻は茶道の師範。両親は健在だが子供を顧みない性格。祖母の家に一人で住んでいる。執着攻。逝ってる攻。すっきりとした細身。落ち着いた風貌。かなりの美形。和装。ゲイ。穏やかな微笑み。女にもてる。俳優みたいな容姿。
実家に戻り和菓子屋を手伝っていた真面目で素直な受は茶道教室を営む攻と出会い仲良くなる。攻は出奔した受兄の元恋人で…みたいな流れ。
最後のまとめ方を見ているとコメディにもとれる。
攻は一見穏やかで大人びた雰囲気の美形だけど、両親に愛されずに育ちどこか歪な性格をしている。後半どんどん執着トンデモ攻な性格を発揮していた。
執着攻は好きなのだけど後半唐突に出てきた感じがしないでもない。攻が両親に虐げられていたとか、受が光に見えた部分など前振りでもうちょっと書いてくれた方がびっくりしなかったかも。
父親の兄弟の子供で両親が死亡して受家庭に引き取られた従兄弟(29歳)の菓子職人は寡黙で実直腕の良い職人。受兄は生徒会長で文武両道、頭が良く人望のある。でも実はゲイで斜めな性格で鬱屈している。この二人が脇カプで出てくる。脇カプがメインの話が読んでみたかった。和菓子職人受なら心が躍る。
色々美味しい設定が盛り込まれていたけど、ページの都合かそこもっと詳しくな部分がさくっと書かれていたのが何か残念。もうちょっと長めに書くか、設定を絞ってくれた方が萌えたかもしれない。
Hは二回ほど。最初は強引。
次も設定次第。
社会人物。茶道師範23歳×和菓子屋勤務25歳。脇カプ有り。茶道。和菓子。年下攻。執着攻。逝ってる攻。


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2010年12月24日(金)
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