眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・天使憑きの男:沙野風結子

シトロン5号を買った。
草間さんの全サのため。はじめて買ったけれど、漫画社系なので新鮮さはない。
北別府さんは新連載。過去彼と今彼に囲まれた話になるんだろうか。続きは楽しみ。蒼井さんは絵がちょっと苦手かも。近所中に後ろ指さされているくさいのに学校で講演会が出来るんだとちと思った。それだけ出世した人のいない学校なんだろうけど。
名取さんは剣道物。話は面白そうなんだけどラブになる気がしない短編だった。万が一付き合うならどっちがどっちなんだろう。はにわさんはおじさんの目がでかい。えすとえむさんはさんぴーえんど。まさかこの作家さんでさんぴーえんど(エロは無いが)が拝めるとは思わなかった。いい話だった。この話だけで1冊あるなら買いたいけど、カプが変わっていくオムニバスっぽい。
よしづかさんはカプを見守る第三者視点になるんだろうか。カプと言っても何も始まっていないくさいけど。カシオさんは登場人物が少なかったので個体識別出来た。ヤマヲミさんは犬の尻尾が生えたリーマンの話。可愛い話だった。まだ始まる前なので続きがあるなら読んでみたいけど続かないんだろうなー。
草間さんはマッチ売り。Hした後気に入っている相手が、物足りなかったから外で男あさってくると言ったら、そら性格もひねくれるだろうなーと笑った。頑張れ眼鏡。
気になる話もあったけれど、どうせカプになる以前で終わったりなったとしてもさらっと流すだけで終わるんだろうなーと思うと後を追う気になれない。この手の微萌えは、結局痒いところまでかいてくれない、周辺をちょっとかいただけで終わるので微妙に不満がたまって読まなくなったパターンが多い。
そこまではまっていないけどずっと読んでいた漫画が、最終回手前で読めなくなることが積み重なった末の不満に似ているかも。



ボーイズ小説・天使憑きの男(シャイノベル)沙野風結子

臨床心理士の受は、人の背中に翅が視える天使憑き。幼馴染みで神父の攻だけが知っている秘密。攻の心臓に触れて味わってから人が餌に見えるようになり苦しむが…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は臨床心理士。幼い頃家族と死に別れ、教会の養護施設に連れてこられ攻と出会う。子供のいない養父母に引き取られるが、弟が出来て家を出て心理士になる。背中に白い羽がある。一流国立大院卒。175センチ。育ちが良い印象。茶色い眸。チョコレート色のふわりとした髪。小ぶりの鼻。真面目。
攻は神父。親に捨てられ養護施設に引き取られる。感情が殆ど無い。羽も翅も無い。優秀。奥二重の目。黒縁眼鏡。鼻梁や顎のラインに男性的な力強さがある。眦や眉あたりには冷ややかな厳しさ。表情や雰囲気は禁欲的。どこか世俗から乖離している。ぶっきらぼうなしゃべり方。料理が出来る。見上げるほど高い。
天使憑きと悪魔憑きの戦い(?)みたいな似非ファンタジー。天使憑きになった人間は背中に羽が生え、人間の心臓に直接触れて捕食する。人間の罪を食べ過ぎると進化して普通の生活が送れなくなる設定。
受は天使憑きとしてはまだ雛の状態で攻とHする事によって進化するのを防いでいる。
Hするための設定なので、エロスな雰囲気は満載。
そしてエロスなのにどこか滑稽というか、よく考えれば何か変じゃね? と思うシーンがあるのもいつも通り。
一番笑ったのは、悪魔憑きに操作されて意識を失った攻の上に悪魔憑きに見守られながらのっかる受のエピソード。いわゆる衆人環視の中でのHなんで萌えるはずなんだけど、意識を取り戻すためのHという設定が珍妙な気がして、読み間違えていないのか何度か確認してしまった。
受が天使にならないためのいわゆるお清めH(?)も萌えるんだけどよく考えると珍妙に思える。
攻は教会にいる天使憑きと実際Hしている訳ではないけど、感覚的にはその天使が初めての男みたいなもんだよね。
メインキャラは二人とも真面目なんだけど密かに変わった性格に見える。
たまに変だけど話自体は面白かったので、続きがあるなら読んでみたい。
H自体はそれなりだけど、エロスなエピソードは多い。受の口奉仕。受の自慰。
次が出るなら楽しみ。
似非ファンタジー。天使と悪魔。神父28歳×臨床心理士27歳。シリアス。年上攻。敬語受。眼鏡攻。


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2010年11月10日(水)
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