眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・ステイルメイト:青山十三/小説・帰る場所:椎崎夕・隣に居るひと:椎崎夕

ドラマCD「純情2」を聴いた。
2枚目なのでキャラのイメージは範疇内。音にして聴くと特に最後淡々と終わったイメージだった。トークは6分ほど。小冊子は申し込む予定。

ドラマCD「FLESH&BLOOD9」を聴いた。
よくぞここまで続いたなーという感じ。駆け足だったけど1冊分なら仕方がないか。雰囲気は良かった。第四期があれば良いな。特典トークCDは27分ちょいのトークとBGM。前回のトークはちょっと聴いていて肉体的に痛いというか下手物っぽかったけれどこっちはさくさく進んでいた。他の作品のトークの時はだらける声優さんもこっちでは前向き。他の作品でもこういう姿勢で話してくれないかなー。
無理かもしれんが、リリーさんとか女性陣の感想も別枠でいいから聴きたかった。

キャラ6月号を買った。
長門さんは理髪店の続き。攻は立派に出世したね。夏乃さんはリーマン物の後編。もっと深刻な過去があるのかと思ったがそうでもないのか。麻々原さんは地底人の続き。地底人の科学力を使って地球の環境問題を解決するって字面にするとすごいよね。
こいでさんは新連載。続きは気になる。円屋さんは義兄弟物の続き。兄が弟のことを好きだと自覚していた。これも続きが気になる。
次号も買う予定。



ボーイズ漫画・ステイルメイト(光文社)青山十三

短編集。雑誌掲載と描き下ろしは15Pほど。別の雑誌で気になっていたので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
表題は子供の頃から叔父にチェスを教えて貰い高校になった現在でも叔父の家に通い一緒にチェスを指しているが、叔父を好きになってしまい…。叔父×甥。デイトレーダー×高校生。4本と描き下ろし。一応血の繋がった叔父と甥なので近○そー姦になるのかもしれない。攻も悩んでいた。受の方が押している感じだが襲い受でも無い。
攻は頭が良くデイトレーダーとして生計を立てている。受の髪が小さい頃に白くて高校生になって黒くなったのは何かあるのかと思ったが、単に子供の頃より髪の色が濃くなったと思えば良いのか。
描き下ろしは二人が出来た後のデートの話。
読み切り1は子供の頃庇ってくれた従兄弟に再会するが…みたいな話。好きだった相手が実は…という展開で誤解ししていた相手が何かこう。
読み切り2は、猫になりたいと願った高校生がうっかり願いを叶えられ、ネコミミと尻尾が生えてしまう。同じ学校の不良につきまとわれてねこ可愛い。な話。最後まで行ってないが不良×ネコミミ高校生っぽい。ネコミミになってもショタっぽい雰囲気ではなく平凡平均的な高校生受だった。
他は擬人化エッセイ漫画など。擬人化萌えはないがエッセイとして面白かった。
カバーを捲ると描き下ろしのコメント。
初単行本。絵柄は結構好み。雰囲気もほのぼのまったり系で楽しんで読めた。長めの話はもうちょっと何か欲しいと思うけれど、次もあれば買ってみる。
Hは表題ぐらい。後は雰囲気で少ない目。
次も設定次第。
短編集。チェス。叔父×甥。眼鏡受。擬人化。不良×ネコミミ。エッセイ。コメディ。ほのぼの。



ボーイズ小説・帰る場所(ルチル文庫)椎崎夕

亡くなった姉の娘を育てながら喫茶店を切り盛りしている受は、店の前で記憶喪失の男・攻を拾う。同時期に姪の祖父が現れ姪を引き取ると申し出て…。
新装版。同人誌からの再録有り。好きな作品の出し直しなので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。悪くない寄り。でも感想云々より長い付き合いになった作品なので思い出深い。
出し直しなのでキャラ設定は最後の方に出てくる設定も書いている。未読の方は注意して下さい。

受は喫茶店店主。産みの親は不明。4歳の時に現在の両親に引き取られる。両親は死亡。10歳年上の亡くなった姉が一人。13歳下の姪を育てながら店を切り盛りする。大学中退。成績は良かった。真面目で頑固。奥手。鈍感。後ろ向きな性格。苦労性。姪のために生きてきた。容姿は整っている。姉の親友である女医と親しい。
攻は大きな会社の代表取締役。妾腹。父親は一代で大きな会社を作ったワンマン。義兄が一人。母親と二人暮らしだった。義兄が病気で亡くなったので跡取りとして呼び出される。父親を嫌っている。父親に似た行動力。仕事は出来る切れ者。本来は冷静で冷酷。執着しない性格だった。女性にもてる。遊んでいた。学生時代からの親友がいる。ハンサム。
記憶喪失だと言う攻を拾いしばらく同居する事になった受は、姪を育てながら喫茶店を切り盛りする。同時期に姪を引き取りたいという父方の祖父や、喫茶店を売って欲しいという不動産屋が現れて…みたいな流れ。
姉は昔記憶喪失の男を拾いお互い好きになって娘を産んだ。男はその後記憶が戻り、今度は妻子の事を忘れて去ってしまう。男の実家は大きな会社を経営する父親はワンマン。数年後頭に腫瘍が見つかり病死する。その際自分に妻子がいたことを思い出し探すが間に合わない。
攻は男の腹違いの弟で、義兄が失踪したので無理矢理本家に連れてこられ後継者になる。義兄が戻ってきた後はお払い箱になるが義兄が亡くなり再び後継者にすえられる。受の姪とは親戚関係。
初出は1996年なので14年前になるのか。初出の時から読んで気になって買い続けていた作家さんなので、久しぶりに読んだ新装版は色々懐かしかった。初読みの時と感じ方が違っているのは私も年をとったせいなのかも。主人公に同調するかしないかで感じ方は変わってくるんだろうな。
どうせ僕なんてな後ろ向きの主人公が、自己完結して後ろ向きに暴走する度に周囲に迷惑をかけている気がする。人生の色々な事が起こる喫茶店で、客は落ち着けるのだろうかと思いながら読んでいた。
でもこの頃から、こういう控えめで路傍の石みたいな自己懲罰型の主人公が好きだったんだなーとしみじみ懐かしかった。
攻は普段は後ろで控えて出る時は出るみたいな性格。冷静に見ているけど受のピンチにはきっちり助けに来てくれる。様式美の受遁走も入って萌えツボをちゃんと抑えていてくれる作品だった。
今となっては突っ込みどころも多いし、受の性格が若干はた迷惑な感じがしないでもないが、私の萌え歴史の1Pを刻んでいる作品なので無問題。
受が襲われかけているエピソード有り。
この巻では最後までやっていない。
記憶喪失。新装版。行き倒れ30代頭?×喫茶店マスター23歳。受に当て馬。



ボーイズ小説・隣に居るひと(ルチル文庫)椎崎夕

「帰る場所」続編。互いに気になる存在になった二人。攻の父親が攻の婚約者として受姉の親友である女医を呼び…。
続編。元は同人発表作。数年後の二人の書き下ろし有り。
攻の結婚話が持ち上がりスキャンダルになるから身を引けと攻の親戚筋に詰られて悩む受の話。正直「帰る場所」と似た展開で、受はもうちょっと周囲の事を考えて行動すべきと思わんでもないが、後ろ向きな受は楽しめた。でも三番煎じもあるんだぜ(同人で)。
書き下ろしは6年後の話。
受姉の親友である女医と攻親友の男がくっつくエピソードもある。
女医は今になって読み返すと、結構気が強いというか側で見ていると疲れるタイプかもしれない。登場シーンの半分くらいはけんか腰な気がする。
攻親友は攻と似た性格だった。攻が自然とトップになる性格なら、親友は二番手で策謀を練っていそうな性格。良いコンビになっている。
「三十二番目の初恋」に出てくる攻は、元々この作品の受の当て馬として出てきた医者だった。
Hはそれなり。初Hも書かれている。
長らく楽しませてくれてありがとうございます。
同人からの再録。代表取締役30代頭?×喫茶店マスター23歳。受に当て馬。攻に婚約者。スピンオフ。

「帰る場所」以降に出た続編同人は持っている分で3冊ほど(コピー誌含まず)。
1冊は同じタイトルで「隣にいる人」に丸々収録されている。その続編はメイン二人と言うより、視点が移り女医と攻親友がくっつくまでの話になっている。攻親友は割と最低だったけど、女医もなかなか喧嘩腰な性格だった。いっぱいいっぱいになる攻親友は結構好き。これはこれで面白かったけれど、男女の恋愛が半分なので流石に商業化されることは無いだろうね。
因みに最後の1冊は、別の商業誌「コイビト」と一緒に番外小話が入っている。攻の義兄が戻ってきたあたりの攻親友視点と受姉が生きていた頃の話。


2010年04月23日(金)
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