眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・なぜあの方に恋したのかと聞かれたら…:小林典雅

2012を観た。
2012年に天変地異が起こり世界が滅ぶという映画。終末物のカタルシスは有名建築物が派手にぶっ壊れていくのを観る楽しみもあるよね。昔ゴジラ映画の人気の一つによく見知っている建物が壊されていくのを観るのが楽しいからとかあり、何で? と思っていたが世界終末の映画を観ていると何となく分かるようになった。
別に本当に世界が滅んで欲しいわけではないけどね。個人的にあの中で死ぬなら終末を放送していたいかれたおっさんみたいな死に方が良いな。
主人公はあまり役に立っていたと思えない。整形外科医の男の方がよほど救われるべきだと思うのだが、子供の親ってだけで生き残った感じ。こういう場合ってメインに出てくる子供は必ず助かるよね。中国で方舟を造っている下り、中国製なのに大丈夫かと思ったのと、でもこういう時の馬鹿力は確かにあるよなと思ったのと。

風が強く吹いているを観た。
小説の映画化。箱根駅伝物。カケルはバッテリーの巧だった。バッテリーもダイブも観たけど、この俳優のスポーツ物は結構良いかも。どのキャラも味があっていい男だった。やはり青春スポ根ものは好きだ。
箱根駅伝ってまともに観たことが無いのだけれど、出場が決まっただけであんなに手の平を返したように地元から応援されるような類のものなのか。良い映画だった。



ボーイズ小説・なぜあの方に恋したのかと聞かれたら…(花丸文庫)小林典雅

中世ヨーロッパ設定。田舎領主の15番目の息子である受は国王の王妃の小姓として宮殿に上がることになったが…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可もなくプラス2。
受は田舎領主の息子。15番目の末息子。多産の家系。王都まで7日。田舎で育ったのんびりした性格。頭が良い。奥手で真面目。Hの仕方も知らない童貞。美少年。紫の瞳金髪。軽いウエイブのある髪。
攻は宮廷長官。国王の乳兄弟。大天使もかくやという端整な容貌。明るい緑色の瞳黒髪。変人。口先が上手いペテン師。遊び慣れている。人を食った性格。強い剣士。
「美男の殿堂」に出てくる脇キャラ箭内と碧海の前世らしい。
王様に種が無くて国の事情で王妃が子供を産まなくてはならないため王様と似た髪色と瞳の受が選ばれ、攻に王宮へと連れて行かれる。嫌々ながらも性教育を受けつつ…みたいな流れ。
性教育と言っても縛られて云々みたいな展開ではないので悲壮感は無い。
前も同じ事を書いたけれど今回もコメディ部分>恋愛部分になっている気がした。受の攻に対する距離がずっと同じで、最後に好きだったと自覚されても唐突に感じた。数々のエピソードがラブに繋がっているように見えない。
話としては面白かったけれどBLとしては物足りないのでこの感想。いっそニアBLとして読んだ方が納得出来るかも。
Hは最後に。悪戯はされている。
次も設定次第。
中世ヨーロッパ設定。宮廷長官26歳×田舎領主の息子17歳。コメディ。有る意味スピンオフ。性教育。


2010年04月09日(金)
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