眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・それを愛だと思うなよ:橋本あおい/小説・涙の中を歩いてる:水原とほる

ボーイズ漫画・それを愛だと思うなよ(アクアコミックス)橋本あおい

短編集。雑誌掲載と描き下ろしは8Pほど。雑誌で読んで気になっていたので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
3カプ入っている。
1つ目。2人組人気アイドルグループの片割れの受は、フードコーディネイターの攻と密かに付き合っているが、なかなか先の進めず…。フードコーディネイター×アイドル。元気で前向き奥手受と穏やかな大人攻。ほのぼの。
2つ目。1つ目のアイドルグループのもう一人である受は、実力派で人気のある俳優攻と知り合い…。俳優×アイドル。世慣れていて人の悪そうな大人攻と強気でそこそこ遊んでいるしっかり者の受。
3つ目。脚本家志望の受は住んでいたアパートが使えなくなり、引っ越し先を探す間、俳優攻の部屋に家事をしながら居候をする事になったが…。俳優×脚本家志望。人気があり裏表の激しい俺様攻と前向きで穏やかな明るい受。
受の母親が元女優という設定は後で何かに絡んでくるのかと思ったがそうでも無かった。特に芸能人の息子でなくても良かったような。
一応それぞれ繋がっているオムニバス。BLのアイドル物って減ったよね。私も普段芸能界物は買ってもアイドル物は買わないけれど。
3つ目の話が一番好き。1冊かけてじっくり読んでみたかった。どれもくっつくまでが早く物足りない。
描き下ろしは2つ目と3つ目の続き。
Hはそれなり。特に変わった体位はなし。
次も設定次第。
芸能界物。アイドル。俳優。芸能人。フードコーディネーター×アイドル。俳優30代頭×アイドル。俳優×シナリオライター。



ボーイズ小説・涙の中を歩いてる(ガッシュ文庫)水原とほる

大学生の受はゲイバーで子供の頃の初恋で世話になった研修医だった攻に再会する。攻は特殊性癖の持ち主で…。
気になる設定なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大学生。子供の頃に心臓疾患の手術を受ける。ゲイ。大学でカミングアウトしている。163センチ。50キロ前半の体重。色が白い。茶色っぽいナチュラルウェーブの髪。小ぶりの少女めいた顔。童顔。情が深い。
攻は医者。小児科医。腕が良く仕事熱心。長身で彫りの深い顔が人目をひく。切れ長の目元に漂う知性。細い鼻梁と薄い唇。清潔感。美貌。冷酷。
憧れの医師と再会したが、相手はゲイでサディストでSMプレイを好み児童性愛気味で、そういう性癖が無いのにえすえむプレイをしてしまい…みたいな流れ。
この作家さんといえば、暴力を受ける受がよく出てくるけれど今回はプレイ上で暴力を受けている。受もそういう性癖ならただのプレイだけど無理に合わせているので痛そうな面が前面に出てあまり気持ちよさそうな感じはしなかった。
ただ赤の他人やDV攻に暴力を受けているより、Hプレイの一環で受けている方が、まだ読んでいて痛々しさを感じない。受は大変そうだけど。
小児科医が児童性愛気味(10代後半で成人しきっていない男が好き)というのが皮肉が効いていると思ってしまった。攻は一歩間違うと引く設定だけど、ぎりぎり境界内で萌える事ができた。
個人的にBLでは有為曲折あり親近感が湧いたカプは、出来るだけ長く付き合って欲しいと思うので、今回のような刹那的な終わり方だと(これ以上書いても蛇足だとは分かっているけれど)、少しハラハラしてしまう。
Hは全面えすえむプレイ。たまに普通のH。受は普通のH以外は痛そうで萌えは少なかった。
次も設定次第。
再会物。えすえむ。小児科医×大学生18歳。シリアス。受の浣○。スカ。


2009年11月14日(土)
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