眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・夏雪:真崎ひかる/ただ一度の恋のために:いとう由貴

ドラマCD「くちびるに銀の弾丸」を聴いた。
予約特典がつくオフィシャル以外は店頭に並んでいるのを買うので、1度目に並んでいるのを買いはぐると次に手に入れるのが結構時間がかかる。やっと手に入れた。
んでこれ。メインキャラのイメージは範疇内。受が若干違和感あったがすぐ慣れた。原作に忠実で結構好き。作品についての出演者のトークが聴きたかったな。続くなら買いたい。



ボーイズ小説・夏雪(ルチル文庫)真崎ひかる

「淡雪」続編。2年後の話。攻は受験生になり大学を目指しており、受はケーキ屋と保育所のバイトをしながら保育士を目指している。攻の受験に遠慮してぎくしゃくする二人。受のバイト先で知り合った社会人の当て馬が現れて…みたいな流れ。
前作が気に入ったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
キャラ設定は前巻で。
このカプの素朴でほのぼのした雰囲気が好き。もう一方の社会人カプもそうだけれど、作品に流れる穏やかな空気が好きで読んでいる。
お互いに思いあってぎくしゃくするのが良い。武士やら騎士やらと周囲から言われる真面目で出来る攻は萌える。どんな時も受を淡々と全力で守ってくれそうな感じが良い。
社会人になったこの二人の話も読んでみたい。
Hはそれなり。出来上がったカプだけど初々しい反応の受。
次はあるのかな。あれば読んでみたい。
続編。2年後。学園物。年下攻。高校生18歳×社会人20歳。ほのぼの。受に当て馬。脇カプも登場する。



ボーイズ小説・ただ一度の恋のために(クロスノベル)いとう由貴

蔵元の次男として生まれた受は生まれつきからだが弱くいつも家で過ごしていた。そこへ問題児で親も手を焼いていた攻が預けられ攻に遊びに連れて行ってもらった受は攻に懐く。高校生になった受は蔵人になった攻に淡い恋心を抱き…。
酒ものなので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は明治から続く蔵元の次男。父が4代目。田舎の名士。おぼっちゃんとよばれている。母親は体が弱く幼稚園の時に亡くなる。母親似の虚弱体質。よく風邪を引いて寝込む。実家から近くの学校にしか通えない。周囲から過保護にされている。兄が一人。繊細な女顔。箱入り。真面目。一途。
攻は蔵人。学生時代は不良だった。都会に出たがヤクザと揉めて田舎に戻る。受父に預けられる。受に触れて心を入れ替える。腕の良い職人。周囲からは未だ一線引かれている。短く借り上げすっきりとした黒髪。無愛想な顔。渋みが出てきた。
後書きを読むと純情可憐なお話らしい。受が小三の時に出会って高二の時に両思いになりかけるが二人の気持ちを知った家の人間に引きさかれ一度は離れるけれど…みたいな流れ。
二人の気持ちは変わらないので再会後はあっさりくっついていたような。好きだけど言えないというのを楽しむ作品。昔不良でワルだったけど心を入れ替え丁寧に受に接する攻に萌え。こういうパターンも良いね。
最後受の家の状況はまったく変わっていないのだけど、この次に受の兄編があるらしいのでそっちで解決するのか。
受カプが純情だったので兄編ではエロエロにするらしいけれど、借金の形にカプになる相手以外の男にやられたりしませんように。
兄弟でそれぞれカプになった場合、片方が悪い人間で報いを受ける形で酷い目にあった後ラブになるなら良いけれど、兄弟とも真面目で頑張っているのに片方は順当にカプになってもう片方が酷い目に遭うと、順当な方に非はないのだが、どうしてももやっとした物が残るので、楽しく読み終えるためにも受兄にはカプになる相手にだけ酷い目に遭いますように。
これって15年ぐらい前の設定なのかな。どんぶりでしか勘定していないけど。
方言物なんだけれど、遠州弁が使われている。BLでメインカプが使っているのは初めて読んだ。「ずら」とか「だら」「だに」「だで」とか語尾は結構バラエティに変化するのね。最初は驚いたけど次第に慣れた。地方色が濃いのを読むのは楽しい。方言萌え。
惜しむらくは折角の蔵元なのに、作っている酒の美味さをじっくり語って欲しかった。兄編では頼みます。
Hは最後に一度。H出来るぐらいには体が丈夫になって良かったね。受。
兄編も買う。
純愛物。蔵元。蔵人×蔵元の次男坊。一種の主従物? 出会いは受が小三。最終的に大学入学で終わっている。脇カプ有り。元不良攻。敬語攻。田舎。方言。遠州弁。


2009年10月16日(金)
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