眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・欲望の在り処:麻生玲子

プロジェクトブルー・地球SOS全6巻を見た。
昔懐かし月光仮面みたいな紙芝居物語のり。実際見たことはないが鉄人28号とかスーパージェッターみたいにレトロなSFを今更真面目にやっている。
映像は綺麗でよくまとまっていたと思うが人はよく死んでいた。敵役が「ワレワレハウチュウジンダ」みたいな昆虫タイプなので笑ってしまった。


ボーイズ小説・欲望の在り処(アルルノベル)麻生玲子

受は兄の親友だった攻が初恋の相手。告白できないまま大学生になったが疎遠になったはずの攻とゲイバーで再会し…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。前半は可もなく不可もなくプラス2。後半は微妙。
受は大学生。2年生。兄が一人。攻が初恋だった。たまに寂しくなると行きずりで寝る。礼儀正しい。すれた部分と純情な部分が半々。肌が綺麗。可愛い系。ゲイ。
攻は会社員。格好良い。世慣れている。落ち着いている。男のセフレがいる。ゲイ。
子供の頃から兄の親友である攻に淡い気持ちを抱いていた受は大学生になってもその面影を追いかけている。ゲイバーで攻と再会し攻も受の事を憎からず思っていて二人はくっつくが…みたいな前半の流れは純情な可愛い雰囲気でほんわかしながら読んでいたのだが、後半が転がり落ちるように微妙な展開に…。
以下ネタバレ多く含むので注意。



くっついた二人だが、Hの時に受の体がなかなか反応せず最後までH出来ない。そんな時に攻はセフレから連絡をもらい性欲をセフレに解消して貰うエピソードに本気ではっ? となった。
くっつく前まではキャラがどんなに遊んでいようと構わないのだが、くっついた後、しかも取り敢えず付き合ってみるかなノリではなく、昔から好きだった相手とくっついたのに、いくらHで突っ込むことが出来ないからといって他人とHするか?
それだけでも驚いたのに、セフレが受を恨んで受が男二人にやられそうになるのだが、乗り込んで助けた後攻はそのことについて一言もない。実際企んだのはセフレだが、自分の下の緩さが招いた事を反省していない攻が何とも。受が「あの人も攻が好きだったんだね」とかいうのを聞いて、あんな目にあったのに受って優しい(意訳)とか思っているし。お前はまず言うことがあるだろうと本気で突っ込んだ。
浮気するもの駄目だが、後始末が出来なのは更に駄目だ。
ここ数年、この作家さんの作品は、何でこんなことをするの? という事がたまにある。昔は思ったこと無かったのに。
攻がセフレとHしていなければ、受は可愛いし普通の幼馴染み再会物として楽しめたのに。
Hは最後まで行ってるのは2回。他は受が萎えて最後まではなし。受が行きずりで寝ているシーン有り。
次も設定次第。
幼馴染み再会物。会社員26歳×大学生20歳。6歳差。年上攻。受が第三者に乱暴にされそうになる。攻にセフレ。攻の浮気。

2008年01月18日(金)
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