眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・最悪にして最高の抱擁2:火崎勇/漫画・身勝手なあなた:まさお三月

腐女子の品格を買ってみた。
ネタで買ったので有る程度の事は気にしないと思ったが、何か凄かった。昨今腐女子関連の本だのムックだの出ていて、腐女子とは! みたいなテーマが語られているようだが、これは一応BL会社が作った腐女子本。
腐女子入門指南書みたい。押さえるところを押さえて腐女子を楽しもうみたいな内容。
これまでの腐女子論雑誌は実際に実態に添っているかどうかはともかく、腐女子という言葉しか知らない人や腐女子に向けて、腐女子とはこういう物です。みたいな切り口のようだが、これは腐女子に成り立ての人しか楽しめないのではないかと思ってしまった。
腐女子弁当が凄かった。身内で楽しむのは分からないでもないが、まさか会社に持っていく人はいるのだろうか。人目に触れないなら持っていっても気にならないけど。
個人的には腐女子の日常4コマムックとかの方が良かったかも。


ボーイズ小説・最悪にして最高の抱擁2(リンクスノベル)火崎勇

出来上がった二人だが、受の店に当て馬の男が来店し受と面識を持つ。最初はいい人だと思っていたが攻が嫉妬して…。
いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。可もなく寄り。
キャラ設定は前巻で。
あまり続くとは思っていなかった。受に当て馬が出てくる話。
当て馬はいい人なのに攻は嫉妬し過ぎ! で1冊引っ張るにはちょっと無理があるのではと思った。エピソードが少ない。
ぼんやり読んでいると「ただ一人の男」と話がごっちゃになってきた。レーターさんが同じせいでもあるのだが、改めて似たようなカプばかりなんだなーと実感した。
惰性っぽいけど嫌いなカプではない。
受が密室の倉庫で当て馬に押し倒されていたが、いざという時火事になり二人で脱出しようと頑張る流れが何か間抜けで笑ってしまった。有る意味火崎さんらしい。
Hは出来上がったカプなのでそれなり。
社会人物。元鞘。オーナー31歳×ブティック店員26歳。5歳差。受に当て馬。



ボーイズ漫画・身勝手なあなた(ビーボーイコミック)まさお三月

短編集。雑誌掲載6本と番外4コマ14P。雑誌で気になっていたので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
1つ目。高校時代の先輩受と体の関係だけを続ける会社員の攻。ずっと好きだったが本音を言えず…。後輩×先輩。攻はずっと眉間にしわを寄せているような無愛想。なかなか素直になれない受だった。眼鏡攻。誘い受。ツンデレ受。しかめっ面で文句を言いつつ受の面倒を見る攻が良い。
2つ目。高校の頃の同級生で告白してきた攻と10年後再会した会社員の受。気に入りの洋食屋の店長になっており…。店長×会社員。高校時代の同級生。再会物。眼鏡攻。一見愛想が良いけど実は企んでいそうな攻が良い。
この店あまり流行っているように見えないのだが、住宅街にあるっぽいしこんなものなのか?
3つ目。高校の上級生受に片思いしていた後輩攻はある時校内で押し倒して…。高校の後輩×先輩。眼鏡受。
4つ目。付き合うことになった同級の大学生カプ。受は人前でいつも攻を避けたがり…。大学生同級カプ。なかなか素直になれない受とそれを可愛いと思う攻。ツンデレ受だった。
5つ目。中学生(ぐらい?)の息子視点。父親が再婚(養子縁組)した相手は若い男。家庭に入り息子と仲良くやっていこうとする青年の様子を冷めた目線で描かれている。多分父親×青年? 息子の冷静な突っ込みが笑えた。親はバカップルっぽい。ほのぼの。父親と息子が眼鏡だった。
6つ目。書生の受は下宿している先の息子・攻をほのかに思っていて…。下宿先の息子×書生。時代物。放蕩息子として名高い遊び人攻と勉強だけが取り柄の真面目な受のカプ。眼鏡受。
描き下ろしはそれぞれの短編に夏みかんを絡めた4コマ。2つ目の話のバイト君がモップを扉の所にたてて帰るのが笑った。良い味出している。
新人さんの初単行本。雑誌の時からこの雰囲気が好きで本になるのを待っていた。細いシンプルな線で淡々とした雰囲気。所々に入る冷めた目線の突っ込みに笑ってしまう。
そして眼鏡率が高い。良い眼鏡。
個人的に気に入ったのは1つめ2つめ。出来るなら続きが読んでみたい。後5つ目の息子視線のも別の話で読んでみたいな。
Hはそれなり。
短編集。初単行本。眼鏡萌え。学園物。再会物。第三者視点。

2008年01月12日(土)
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