眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・どうしようもないけれど2:夏目イサク/困ったヤツ:吉原ユウカ

ヘンダーソン夫人の贈り物を観た。
夫に先立たれた裕福な老婦人が、ロンドンで売りに出ていた劇場を買い取りヌードのショーを行う。二次大戦中の空襲の折も休まず公演を続け兵士達を励ましていたという実話を元にした映画。
面白かった。偏屈な老婦人が可愛く見える。口達者で行動的。気骨があり一本筋の通った行動が好感が持てるのかも。ヌードを披露する女性達も良かった。
童貞で早世した息子が可哀相で、息子と同じ童貞の青年達が戦地へ赴く前に彼らに女の裸を見せてあげようと母親が頑張った話なのだが、一言で片付けると身も蓋も感動もなくなる気がする。
本物のヘンダーソン夫人は1944年に亡くなったらしい。亡くなる前にせめてパリ解放のニュースを知っていればと思い、ネットで調べてみたがよく分からなかった。パリには夫人の息子の墓があり、ドイツに占領された後は墓参りにもいけなかったと思うのよ。

このBLがやばい! を買ってみた。
最近腐女子関係の本がいくつか出ているので、試しに何か買ってみようと以前から物色していたのだが、一番無難そうで安かったので買ってみた。
ランキング基本なので内容紹介が多く、殆ど読んだことのある身にはあまり読むところが無かった。
まあでも元々この手の本は、どっぷり浸かっていない人用のものかもしれないので、仕方がないのかな。
個人的にはこの手の雑誌でやるなら「あのBL作家さんは今」みたいなコーナーが欲しい。作家さんが同人もやってイベント参加していれば後追いも出来るんだけど、気になっていたけど商業で見かけなくなった作家さんのその後が聞けるような場所があれば。編集側だから知っているみたいな情報が分かれば重宝するのだが。
作家さんがかくのを止めていたとしても、それを教えて欲しい。もう待っても仕方がないと諦められる。そうすると定期的に出る雑誌でないと無理だろうなー。消息を知られたくない作家さんもいるかもしれないし。
消息が知りたい作家さんは、少なくとも7〜8人はいる。


ボーイズ漫画・どうしようもないけれど2(ディアプラコミック)夏目イサク

続編。付き合うようになった二人だが、受に見合い話が持ち上がり…。
雑誌掲載連載と読み切り。番外描き下ろし36P。前巻が気に入ったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
キャラ設定は前巻で。
くっついた二人だがなかなか素直になれない。受に見合い話が持ち上がり、見合い相手は高校時代の後輩で受の好みの女性。
受は分かりやすいツンデレだが攻も実は分かりにくいツンデレのような気がする。関係が一応落ち着いているので、くっつくまでの方が若干萌えが上だった。所々はいる突っ込みは笑える。
雑誌掲載の番外には、「ノーカラー」カプと「どうしようも」カプのコラボ有り。
前後編の読み切りは、大学生の主人公が中学時代の同級だった花屋の青年と再会し、大学生が花屋を手伝う流れ。Hは最後までしていないが多分カプは大学生×花屋の同級生カプ。
雑誌の感想の時にも書いたが、花屋は昔の髪型と目つきのままでいて欲しかった。せっかく違って見えたのに、現在の姿はこの作家さんの描く受のデフォ。描き込みの少ないさっぱりした絵柄だけに、更に見分けがつきにくくなっている。
話が気に入ってても、双子絵だと見分けるのに意識が向いて話への萌えが殺がれるので勿体ないと思うのよ。
Hはさくっと。あっさりめ。
次も設定次第。
社会人物。リーマン物。会社の上司32歳×社長子息24歳。年上攻。大学生同士カプ。花屋。ほのぼの。


ボーイズ漫画・困ったヤツ(宙出版)吉原ユウカ

短編集。雑誌掲載6本と同人再録2本。描き下ろしは番外漫画4P。
たまに買ってしまう作家さん。可もなく不可もなくプラス2。
1つ目。高校生の受は、寮の同室で後輩の攻に片思いしている。攻に言い寄る後輩が出てきて…。同じ高校の後輩×先輩。年下攻。攻に当て馬。受が今ひとつ可愛くない。嫉妬して当て馬に嫌みを言うのだが、その言葉が主人公に嫌がらせをするモブの嫌みのようで微妙に萎える。可愛いと思える嫉妬にして欲しい。
2つ目。家が隣り同士の幼馴染みの高校生の受と攻。エロビデオを見ながら相互自○するうちに気になる存在になり…。幼馴染み同級カプ。エロビデオを見ながらHするのは一種の嗜好というかプレイになっている。脇カプも出てきて同じ部屋で2カプがHしているエピソードもあった。
3つ目。同僚に片思いしている受は体を慰めるため同じ会社の二人の男と付き合い…。待望のさんぴーエンドなのだが、受はどちらの攻にも惹かれているけど本命は別という状況が今ひとつ。攻二人が可哀相。受にまったく同情できない。
心情的に好きになれないキャラが1作に必ず1人いたのが感想が低い一番の理由。
Hはこの作家さん比で普通〜激しい方かな。複数があったのとエロビデオを見ながらはフェチっぽかった。
学園物。当て馬。リーマン物。さんぴー。素股。

2007年12月02日(日)
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