眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・屋上風景:富士山ひょうた/セブンデイズ:室井理人

GENTE1・オノナツメを買ってみた。
リストランテの番外短編集。各キャラにスポットが当てられている。リストランテよりは好きな話があったが、仕事風景(老眼眼鏡で給仕)があまり出てこなかったのでリストランテより萌えは少ないかも。最初はオーナーが店を作った動機と過程が描かれており、女房のために店を作ったというのは一見美しい話なのだが、その女房というのは、自分の娘を実家の親に預けっぱなしで成人するまで数回しか会いに来なかったあの母親なのかと思うと感動が半減する。
1ということはまだ続くのか。続きも出たら買ってみる。

架かる空ノ音2・吟鳥子を買ってみた。
前巻が気に入ったので。鳥の羽を持つ種族のファンタジー。今回は今の鳥の種族が何故数が減ったのかの過去編がメイン。種族の滅亡シーンでぐっと来てしまった。どんなものにも永遠はなく寿命というものがあり、その寿命が尽きるとそれは滅びていくという考えを昔から持っているが、それには種族や人種、文化もあてはまると思う。そういうものが消えていく様子は、人が亡くなるのを悼むのと同じく悲しいと思う。


ボーイズ漫画・屋上風景(シャレードコミック)富士山ひょうた

表題は気になる元クラスメートがいる屋上にいっては話している主人公が、その元クラスメートを好きだと自覚して…。
表題シリーズ5本と読み切り2本の雑誌掲載とその後の表題描き下ろし14P。気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。
表題の主人公は白髪。友達は多い方。マニアックな映画が好き。普通の高校生。
元クラスメートは黒髪。テンションが低く目つきも悪い。印象的。たまに一人になりたがる。母親は死亡。姉がいる。普通の高校生。
くっつきかけているところで終わっているので上記の表記。作家さんはどちらが受か攻か考えていないそう。リバの可能性もある。この二人ならリバでも良いかなと思うのだが。
この作家さんの平凡設定、普通の高校生同士の淡い恋愛ものとくれば萌える確立はぐんと高くなるのだが、これは雑誌掲載の時から今ひとつのめり込めなかった。特に萎えるエピソードがあるわけではなく、ほのぼのとしたいい話だったが今回も萌えは薄かった。
考えてみるに、元が読み切りなためか、例えば普通の話が1→2→3→4→5→(略)10みたいな流れだとして、この作品はいきなり2から始まって、2→3で一度切れて、次は5のみ。そしてぶち切れ、次は7→8で8のままエンドになったみたいに見える。
もう一つ例えれば、粗筋や設定で好きになれそうなドラマの最初を見逃し3話目から各週で見て最終話を見逃した時、こんな気分なのかなーと思った。漫画では順を追っているのだが、雑誌の時の印章が強いためかブツ切り感がぬぐえなかった。萌えそうになったら切られるの繰り返しで盛り上がりに欠けたのかも。
描き下ろしはその後の二人。屋上で風で飛んだパンのビニールを足で踏みつけて捕まえるシーンは、あるあると笑った。こういう細かなエピソードは可愛い。
読み切りの1つ目は、母方の叔父に片思いしていた主人公が、高校生になり叔父と1度だけHする話。最後は女性と付き合っているあたりノンケみたい。
2つ目はコンビニで出会った受と体の関係になった高校生の攻は、受に初恋の相手の話をされて…みたいな流れ。最後は少し謎解きっぽい。
全体的にさらっとさくっとしている。キャラはどれも悪い人たちでは無かったが、親近感が持てなかったので萌えまでいかなかった。
Hはさくっと。読み切りだけ。
次も地雷で無い限り買ってみる。
学園物。高二の同級生カプ。ほのぼの。屋上。携帯電話。甥×叔父。コンビニ。年下攻。



ボーイズ漫画・セブンデイズ(クラフトコミック)室井理人

高三の主人公は同じ高校に通う後輩の受に興味を持つ。後輩は一週間で彼女を変えると噂があり…。
初単行本。設定が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
主人公は弓道部。外見は王子様。綺麗系。女の子にもてるがよくふられる。のんびりとした性格。天然ボケ? 弓道の特待生として元女子校の高校に入る。凛とした立ち姿。くるくる変わる表情。トーン髪。
後輩は弓道部の後輩。弓道も上手い。月曜日に告白された女の子と付き合い一週間で別れる。付き合っている間は相手に真摯でマメ。よくできた顔。女の子にもてる。黒髪。
まだくっついていないので上記の表記。でも先輩が受かな?
昔の女を引きづり、取り敢えず付き合ってみるけれど一週間しかもたない後輩。月曜日に告白した女の子と付き合うので、たまたま月曜に出会った主人公はおもしろ半分に「付き合ってみる?」ともちかける。弾みで付き合うようになった二人が次第に相手が気になってきて…みたいな流れ。
原作が橘さんだけあって、欲望に忠実なモラトリアムったテンションの低いキャラが出てくる。でもメインの二人とも好感が持てた。この雰囲気は原作の人に通じるものがあるけれど、漫画家さんもこの作風なのかはまだ分からない。
後輩は一週間で彼女を変える設定だが不快感はない。ただテンションが低いためか相手を好きになっていく過程が、別に友達でも良いんでないの? と少し思ってしまう。
一応くっつくまでの一週間の話らしいのだが季刊ゆえ完結するまで3年ほどかかるらしい。原作者さんのコメントに笑ってしまった。3年かけた一週間の話。
Hはまだない。男が女に押し倒されている描写はいくつかある。
次巻も楽しみ。
学園物。原作付き。後輩×先輩? プチセンシティブ。

2007年09月02日(日)
最新 目次 MAIL HOME