眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・華麗なるフライト:遠野春日/天使の爪痕:高岡ミズミ

ボーイズ小説・華麗なるフライト(キャラ文庫)遠野春日

副操縦士の受は休日映画館で知り合った攻に数日後再会し…。
設定が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。
受は航空会社の副操縦士。優秀なパイロット。涼やかな目。筋の通った鼻筋。神経質。几帳面。真面目。人付き合いは苦手。ちょっとお目にかかれないくらい端麗な容貌。凛とすました白皙。
攻は航空機開発部門の部長。旧財閥系の会社でスピード出世。ゲイ。怜悧な眼差し。意志の強さをたたえる口元。やり手で有能なビジネスマン。精力的。堂々としている。
久しぶりにこの作家さんの作品を買った。航空物は好きで大概買うのでこれも買った。受は真面目で無愛想。人付き合いが下手で攻に尖った反応を返しているのだが、攻はいちいち受が可愛いなーと思いつつあまり二人が接触しないまま、急に受が攻を気になって折れた感じに見えた。朴念仁な受は確かに可愛いのだが、何故攻を好きになったのか今ひとつぴんとこなかった。
話自体はオーソドックスな展開。
Hは2回ほど。さくっと。
脇カプのパイロットも出るなら航空物なので買うかも。
社会人物。航空物。会社部長35歳×副操縦士27歳。



ボーイズ小説・天使の爪痕(ルチル文庫)高岡ミズミ

シリーズ2冊目。ヤクザの息子として生まれ孤立していた受は、高校時代に同級生の攻と出会っていらいずっと片思いしている。30歳になった今、男と同棲しつつ攻の事が好きで…。
シリーズなので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受はヤクザの息子。家業は手伝わず建築会社の営業をしている。ヤクザ家業に馴染めない。母親は10歳で亡くなる。繊細。175センチ。童顔というほどではないが印象が甘い。取り立てて目鼻立ちが整っている訳ではない。ゲイ。
攻は実業家。水商売の店を何軒か持っている。三白眼気味の双眸。精悍と言うのは酷薄そうな面差し。感情を映さない。切れ上がったきつい眦。180センチを超える長身。年齢以上に老成している。人を信用しない。弟を溺愛している。弟は1本目の受。
シリーズ2作目。1作目の受の兄の話。ヤクザの家にずっと馴染めず学生時代はやさぐれていたが、攻と出会い落ち着く。以来ずっとヤクザの実家と切れないまま現在に至り、攻と再会した後は心のよりどころとして接していたが、実家で結婚話が持ち上がり…みたいな流れ。
話は悪くないのだけど、受が何故鬱屈を抱えたまま30までいたのか。学生時代ならともかく家が嫌なら出れば良いのにと思わないでもない。攻のために残っていたというならそうなんだろうけど。片思いしたり八方塞がりな部分の受には共感できたのだが、家が嫌で孤独感が云々という受にはぴんとこなかった。
攻はきっぱりはっきりしている。最後の選択はボーイズでは珍しかった。しかし攻側とヤクザの間でぎくしゃくしないのかな。
Hはそれなり。攻とのHは1度。
3部作のようなので次のキャラの本も買うつもり。
シリーズ。社会人物。ヤクザ物。水商売。高校時代の同級生再会。実業家30歳×ヤクザの息子30歳。15年の片思い。

2007年08月03日(金)
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