眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・浸食:荻野シロ
パートタイムナニー・嬉野君を買ってみた。
ドタバタギャグが読んでみたかったので。デビュー作みたい。
腕に覚えのある高校生が破天荒で危険な性格の天才児・ヨーロッパ貴族18歳の乳母になる話。こうしたら笑いが取れるみたいな設定を無理矢理突っ込んでいるっぽい所もあるが、勢いがありそこそこ楽しめた。秋からシリーズになるらしいので取り敢えず次も買ってみる。
全サがあるのだが、3冊の中から2種類選ぶのが厳しい。しかもそのうちの1種類は5巻目だし。もうちょっと選択肢を増やしてくれよ。
ボーイズ小説・浸食(リブレノベル)荻野シロ
ヤクザの受は会長から頼まれ御曹司の攻に人捜しを依頼される。最初は拒否していたが…。
久しぶりの新刊なので買ってみた。悪くないと面白かったの間。
受はヤクザの組の平構成員。ポジション的には若頭補佐。大学時代今の若頭と級友だった。21歳からヤクザ世界に入る。両親を事故で亡くす。普段は株で資金を稼いでいる? 喫煙者。腕に覚えがあり銃も扱える。頭も悪くない。度胸がある。冷静。
攻は御曹司。大きなグループ会社の経営陣の次男坊。はっきりとした顔立ち。軽く流した柔らかそうな髪。和やかな笑み。背が高く肩幅もある。バイ。好青年風。仕事が出来てそつがない。度胸はある。一見爽やかだが二面性があり食えない性格。
大変長い間待っていた新刊。この作家さんはラキアで2冊出し、1度雑誌掲載されそれから長い間見かけなかった。ラキア倒産で気を揉んだ作家さんの一人だったが、ビブに行き3度ほど雑誌掲載された後の久しぶりの単行本。
微妙にネタバレしているので注意。
ビブに来た時は作風がえらく変わっていて驚いたが、こっちも好き。
淡々としたプチセンシティブ系。泥臭くなくさらっとしている。話が派手でも分かりやすいメリハリをつけずにさらっと流れていく感じ。なので地味な設定の話はインパクトが弱く感じるかもしれないが、えぐい設定ではえぐさが軽減されて他の作家さんでは読めないエピソードも読める事もある。
後書きを読むとヤクザはあまり慣れていないっぽい。ヤクザ物の王道は、強引傲慢なヤクザ攻が一般人や警察検事などの受とやりまくり、抗争や事件に巻き込まれ…みたいなイメージだが、これは少し変化球で一般人×ヤクザだった。受と攻は割と対等で、腕力は確実に受>攻。誘い受でもなく度胸のあるヤクザ受。攻のフィールドではないので受メインで動いていたが、攻もお荷物にはなっていなかった。
約一週間の出来事だが、受、攻とも別の機会にそれぞれ撃たれ、受は拉致られ中国マフィアが絡んできてと、充実の一週間だった。多少エピソードを詰め込み過ぎな気はする。
一番驚いたのは受が人を殺す所。何のかんの言って、ぬるいなんちゃってヤクザでは、敵に拉致られ強○されそうになっても最後までされることは滅多にないし、メインキャラは薬には手を出さないし、人を殺さないものだが、この受は殺していた。そして締めの台詞が良かった。このカプの会話は萌える。
受の親友であり若頭の青年が出てくるのだが、綺麗な顔立ちで喧嘩が強く冷酷な性格、ドSで部下のオヤジの一人に執着している。S女王受かと思っていたが、後書きではオヤジが受らしい。この地点で商業では無理だろうから同人で是非書いて欲しい。是非是非。
Hはこの作家さんの中では多いめ? 最初は強○はじまりだが、受はきっちり報復している。受は敵に捕まりチンピラにやられそうになる。
長く待ったけどまた単行本が出て嬉しい。次も期待している。脇カプでも良い。
ヤクザ物。事件物。誘拐。会社員25歳×ヤクザ28歳。ヤクザ受。受は殺人を犯す。力関係では受≧攻っぽい。年下攻。
2007年07月19日(木)
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