眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・姉貴の恋人:麻生玲子/漫画・愛人:西村しゅうこ

念願かなってイワナの骨酒を呑んだ。川魚を焼いて熱い酒の中に入れて呑む飲み方のことだが、数年前からずっとこれを呑んでみたくて、最近思い立ちネットで調べて行ってきた。


ボーイズ小説・姉貴の恋人(アズノベル)麻生玲子

大学生の受は両親を亡くし姉と2人ぐらし。その姉がテレビでも有名な精神科医と結婚することになったが事故死してしまい…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに1歩いく感じ。
受は大学生。中三の時に両親を亡くし、8歳上の社会人の姉に育てられる。家事は一通り出来る。素直。顔は整っている。平凡。
攻は有名な精神科医。六本木にクリニックをひらく。実家は都心の元地主。裕福な資産家。テレビ用に眼鏡をかけている限定眼鏡攻。優男風。仕立ての良いスーツ。セレブ。ルックスがよく女性にもてる。穏やかな口調。感じのいい話し方。
いわゆる姉の婚約者として攻と出会い、姉が亡くなり同居するうちに好きになり…というパターン。
最初はほのぼのムードのシリアスっぽい話かと思い、でもちょっと退屈…と思いながら読んでいたが、途中から攻が過激になっていき、はっっ? となった。
表面は穏やかに見えて裏ではサイコパスな攻は萌えツボだが、その設定では幸せな描写の時でも戸板一枚下は地獄のそこはかとない緊張を楽しみたい、これは本当にほのぼので進んで攻が豹変したので驚いた。
しかしこのまま攻はサイコを極めるのかと思ったら、再び微妙にいい人っぽくなっていた。最後の流れはばたばたとして急いで詰め込んだ感じ。攻が昔受と出会っていたとか受の事件は本当に必要だったのか。全体的に中途半端な出来に見えた。もっと攻に極めて欲しかった。
Hは出来上がった後は多いめ。こんなに必要なのかと思わないでも無かった。
最近名前を見なくなったような。コバルトの年下攻はもう続きは出ないのか。あれが一番この作家さんの作品の中では続きが気になっているのだが。次も設定次第。
家族物。姉の婚約者の精神科医×大学生。催眠術。姉の死。DO。

※今日からDOをつけてみる。



ボーイズ漫画・愛人(ドラコミック)西村しゅうこ

寂れた商店街の果物屋を営む受は、地元の開発を反対するため署名を集め、成り行きで開発する会社の攻の愛人になるが…。
雑誌掲載のみ。初回特典版で小冊子がついている。雑誌の時に気になっていたので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに2歩いく感じ。
受は果物屋の店主。母親が再婚で義父と義弟が出来る。義弟はバイオリンを勉強している。両親は亡くなっている。明るく元気で周りから好かれている。貧乏くじをひくタイプ。真面目で奥手。天然。垢抜けない。白髪。
攻は大企業の跡取り。兄が2人。庶子。ひねくれている。人望はある。有能。黒髪。気むずかしい。
受は嘆願書を建築会社に届けるため、攻の愛人になる。攻は次第に受にほだされ…みたいな流れ。
愛人を囲うマンションという設定がトンデモだった。どういう風に運営されているのか。攻があそこを利用しないとヘタレとして笑われるみたいな台詞があったが、どうバカにされるのかよく分からなかった。プライベートがある程度保たれるなら、いようがいまいが分からないだろうに。従業員が漏らすならマンションの存在自体も漏れていそうだし。トンデモ設定に突っ込むのも無粋だが。
受にはバイオリニストを目指す弟がいる。立派な攻になるっぽい。キャラは立っていたが微妙に中途半端な存在だった。風呂場のシーンでは実は受が好きだと告白してくるのかとドキドキした。
中表紙のカラーにあった金髪の髭攻と茶髪の受って特に本編には出ていなかったように見えるのだが、なんなんだろう。イメージ?
小冊子は16Pほど。本編のその後でメインカプのHあり。受の弟もカプになるかも…という所で終わっている。この秘書が受ならちょっと脇カプで読んでみたい。
Hは愛人なので多いめ。変わった体位はなし。この攻ってナチュラルに男と寝ていたが、経験あるんだろうか。
社会人物。愛人物。大企業の跡取り×果物屋の店主。

2007年06月03日(日)
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