眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・純情ロマンチカ8:中村春菊/小説・ノンフィクションで感じたい:秀香穂里

ボーイズ漫画・純情ロマンチカ8(アスカコミック)中村春菊

続編。ロマンチカは雑誌掲載。エゴイストは描き下ろし48Pほど。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。
ロマンチカカプは受が攻父と出会う。攻が少し精神不安定(?)になり二人で普通のデートをする。
エゴイストカプは付き合って7年弱。攻に浮気疑惑が浮上しかつ攻に初めて反抗され受はショックを受ける。最後は二人で引っ越しする話。
もう8巻まで行ったのかとちょっとびっくりした。パワーは落ちたように見えるが、今でも場面場面で笑えるのはすごい。
ただやはりロマカプの受はもうちょっとこう、攻に優しくしなくても言葉が柔らかくならんか。この攻の性格なので対抗するためには仕方がないのかもしれないが、話が盛り上がっている時に受の言葉が気になって一緒に盛り上がれない。
エゴカプは、いつも通りないちゃつきぶりだった。攻に反抗されて狼狽える受が可愛い。2カプとも攻は執着攻だよな。好みだ。
シリーズ。作家×大学生18才。小児科医×助教授。シリアス。ギャグ。



ボーイズ小説・ノンフィクションで感じたい(キャラ文庫)秀香穂里

恋愛小説家の受は、雑誌の新連載を依頼され大学生の時に付き合っていたがふられてしまった攻が担当編集につくことになり…。
いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は恋愛小説家。大学時代に書いた小説でデビュー。最近専属になったが、伸び悩みしている。地味だが綺麗系の顔。穏やか。女性にはもてる。インドア派。喫煙者。ゲイ。
攻は週刊誌の編集者。デスク。実家は法曹一家。法学部出身。真っ直ぐに突き刺さる視線。強面。端正な印象。深みのある声。頭は良い。真面目で真摯。一筋縄ではいかない性格。喫煙者。ノンケ。
6年ぶりにふられた相手と再会し、小説を連載している間だけ体の関係が復活し、まだ攻の事が好きだけど攻には奥さんがいるので今だけ…と思い詰める受の話。
受攻のキャラも話の流れも好みだったが、どれだけ受が攻が好きで思い詰めても、攻に奥さんがいると思っている似非不倫の状態だと同情しにくいし萌えにくい。
不倫物って結局不倫でなければOKというものではなく、相手に別の人間がいると分かって付き合う行動だけでNGだと思うので、結果的に不倫でなくても感情移入しにくい。
不倫物は、二股するような考えのだらしない男が好きで、本人もそれを推奨するだらしない考えの持ち主だと思ってしまうので好きになれない。
相手が結婚していなければ恋敵と同じ条件なので競っても良いと思うのだが。
受が執筆中の不倫作品の主人公と自分を重ねて、どれだけ攻が好きなのか表現するところは効率がいいと思ったが、しかし不倫ネタなのでのめり込めなかった。
受の作風の経歴を読んで、後書きで自分の体験とか書かれていないか探してしまった。1作目はだだ漏れで2作目以降数作は技巧的に綺麗にまとめているところなんか、作家さん自身とそっくりだと思ってしまったが、あくまで個人の見解。最近また漏れてきているのでそちらが好みの私としてはこのまま行って欲しい。
攻は一度受をふったが再会してから、やはり好きだったと言われてもぴんとこんかった。感情が見えにくかったというか。攻はいい性格で好きなのだが、なんか色々残念。
Hは多いめ。
次も設定次第。
社会人物。再会物。22才で一度付き合い、6年後に再会。編集者28才×小説家28才。似非不倫物。攻はバツイチ。

2007年02月02日(金)
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