眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・赤色コール:剛しいら/キスで目覚めたい:高尾理一/雪花の檻に囚われ:真崎ひかる

関東の高速で配られている無料配布の冊子にあさのさんのバッテリの番外が載っていると聞いたので、遠出して取ってきた。これって毎号載るのかな。
隣の県の漁港に行き、寿司と刺身を食べてきた。メヒカリの天ぷらが涙が出るくらい美味い。日本酒で頂くと生きていてよかったとしみじみする。

ガッシュ6月号を買ってみた。
買うつもりは無かったが、今号と次号で小冊子の全サがあるため。
暴君は付き合っていることがばれて脅されて(?)いるところ。アニソン地獄にはまる兄は可愛い。またオチは攻が切れて…なのかな。
トジツキさんは生徒×教師。やってるメインなので教師の心境は分かりにくい。ついでにこだかさんが載っていて驚いた。続編らしいのだが、いきなり雑誌を代えて続編てどうなんだろう。
日の出さんは幼馴染み物。もう少し読んでみたかった。山本さんはほのぼのとした話。この作家さんも味が薄い。
深瀬さんはセンチメンタルの脇カプの話だった。兄弟の近○そー姦カプ。いつものコロボックルのようなちんまいのは出てこなかったが、ホモは許容していたコロボックル的には、血の繋がったカプってどうなんだろう。倫理的に良いのか?
文月さんは前に読んだ単行本よりは絵がすっきりしていた。このカプは嫌いではないので、くっつくまで描いてくれないものか。
次号も小冊子のために買うつもり。



ボーイズ小説・赤色コール(キャラ文庫)剛しいら

続編。救急救命士の攻と付き合うようになった外科医の受は、どんどん攻のことを好きになるのが怖くて…
前作が気に入ったので買ってみた。悪くないに2歩足りない。
キャラ設定は前作で。
続編なので少し落ち着いてしまったためか前作ほどの萌えは無かった。事件自体は救急救命士だけあって命に関わる事件もいくつか出てくるのだが。
前回の感想で、受の元彼はどうなったのかと書いていたが、プチストーカーとしてしっかり受を傷つけていた。
攻と別れた時に辛くなるのでなかなか素直になれない受は可愛い。攻は相変わらず男前だし。ただいいキャラにそれなりの事件でインパクトが無かったというか。脇キャラは立っているし前作が好きなら楽しめると思う。
Hはカプ同士だけ合ってそれなり。
次も地雷でないかぎり買っている。
特殊業界もの? 救命士23歳×外科医30歳。受に元恋人あり。受も攻も事件に巻き込まれ怪我をする。



ボーイズ小説・キスで目覚めたい(アクア文庫)高尾理一

 専門学生の受は、叔母の店で個展を開く陶芸家の攻に片思いしている。ある時夏休みに攻の家で住み込みで手伝う事になり…
気になる作家さんの昔の作品の文庫化だったので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに1歩行く感じ。
受は陶芸を学んでいる。父親が母親の浮気をしり殺して心中した場面を見て以来トラウマ持ち。165センチ。ひょろっとした体。色白。濃い茶色の髪。大きな茶色の瞳。すっきりと細い眉。可愛い系。人見知りする。
攻は最近有名になってきた陶芸家。誰にも師事せず一人でやってきた。益子に住む。低くて柔らかい耳に残る声。185センチ以上。切れ長の目。シャープな顔立ち。精悍。
暗い過去のある受が両親の死後叔母に引き取られ、そこで攻と出会い片思いする。んで夏休み攻の家で過ごすうち両思いと分かるが、攻を追いかけている女性が現れ…みたいな流れ。
この作家さんは、昔から知っていたが最近特に好きになり、頃合いを見て昔の本を読んでいるが、最近の物に比べて今一つのれない。やはり作風が変わってきているのか。昔よりは今の方が好み。
受は父親が母親を殺すところを見て以来トラウマで引き籠もっていた時もあったが、もっとこのエピソードが話に食い込んでくるのかと思ったけれど、後半はそうでも無かった。あまり気にすると雰囲気が重くなるとは思うのだけれど。
両思いになったら攻が浮かれて馬鹿っぽくなっていた。外見の印象とえらく違う。そのギャップは面白かったけれど、もう少し突っ込んで書いて欲しかったような。
受が襲われるシーンは、微妙にひきずるというか後味が悪い。
Hはそれなり。
次も機会を見て。
陶芸。陶芸家36歳×学生19歳。過去にトラウマ。年の差。受は脇役に強○されかかる。



ボーイズ小説・雪花の檻に囚われ(アズノベル)真崎ひかる

新人俳優の受は、日露戦争時代の映画の主役に抜擢される。撮影のためロシアに行き遭難しかけ目覚めると、映画の時代と同じ時間のなかにいて…
気になる設定だったので買ってみた。悪くないに1歩足りない。
受は北海道出身の新人俳優。高校卒業後父親のバーを手伝っていたのでロシア語が少し出来る。気が強い。178センチ。爪を噛む癖がある。色気がない。清潔感。
攻は貴族の末裔。絹糸のように繊細なプラチナブロンド。淡い蒼色の瞳。白皙の頬。ロシアから亡命しアメリカ在住。綺麗な顔立ち。雪の女王。日本語が話せる。188センチぐらい。落ち着いた声。
以下大幅な筋バレになるので注意。



日露戦争時代の悲恋映画を撮るためロシアに行き、その時代にタイムスリップした受は、そこで青年貴族と恋に落ち、敵兵なのでロシア軍に追われて銃殺されたところで現代に戻り、映画撮影中に脚本家のロシア系アメリカ人と会うと、相手は青年貴族そっくりで…という流れ。
受だけが両方の記憶を持つのではなく、攻の方も両方の記憶を持っているっぽい。
攻の描写は過去のものと混じっている。受の事情と話の運びがメインで、攻の事情や現代での攻の話はあまり出てこなかったのが残念。
ついでに受の性格がもう少し青年将校っぽかったら更に萌えたのに。
昔角川から出た「フィンランディア」という漫画が大好きで、元々こういう設定が好きだったので、これも美味しく頂いた。
最初に出てきた意地悪な先輩俳優はもっと話に噛んでくるのかと思ったが、本当に最初しか出てこなかった。
前に単行本ではこのぐらいの分量を読めれば満足という基準があると書いたが、この作家さんも、いつもその基準の8、9割の満足度で読み足りなく感じる事が多い気がする。
好きだから読んでいるけどね。
現代になった二人の話がもう少し読んでみたい。単行本では無理かもしれないが、同人で出してくれないかな。
Hはこの作家さんのなかでは多い目?
次も設定次第。
タイムトラベル物。ロシア。日露戦争。ロシア系アメリカ人脚本家30歳前後×新人俳優20歳。ロシア貴族×青年将校。タイムスリップ。

2006年05月06日(土)
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