眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・蒼天の覇者 -風の系譜-:高岡ミズミ/夢はきれいにしどけなく:崎谷はるひ

先月末から毎日ぼーいずを読まないと死ぬ。ぐらいの勢いで読んでいたけれど、ようやくここにきて一段落がついたような。

Cool-Bを買ってみた。BLゲーの新作をチェックするため。今のところ買うつもりなのはニトロの新作とマスカレード、マギアミスティカの3つかな。アリス青が休止したらゲーム熱が少し冷めた。同人ゲーで期待しているところはあるんだけど。



ボーイズ小説・蒼天の覇者 -風の系譜-(シャイノベル)高岡ミズミ

言語学を学ぶ受は教授の付き添いでモンゴルに行く。そこで宝を守る幻の一族の噂をきき、受がその場所に向かう途中砂嵐にあうが、一族の族長である攻に助けられ…
設定が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくと微妙の間。
受はアジアの言語方言を学ぶ院生。典型的な日本人の容姿。優しい。奥手。
攻はウルクム族の族長。弟が一人。長い黒髪。射るような双眸。黒い瞳。圧倒されるほど力強い存在感。透明な低音。
最初絵柄と粗筋でファンタジーだと思いこみ、買うのを止めようかとおもったが、後書きにゴビ砂漠が舞台とあったので買ってみた。ボーイズで中央アジアを扱っているものは案外少ない。
出だしは割と丁寧に書かれているかなと思ったのだが、ページが少ないためかあとはずっと駆け足で二人が好きになっていく過程も駆け足な感じ。早っと思ううちに終わってしまった。途中のエピソードも何だかなと思うところがいくつかあり、一番引っかかったのは、遺跡発掘でやって来た大学教授が、研究者なのに遺跡をいきなり火薬で爆破しているところ。そりゃないだろう。そして人工の洞窟が見つかったのに、財宝が無いと諦めるのも早い。根気よく発掘する気はないのか。何しに来たんだ。
宝を見つけた後の一族の行く末も、仕方がないのかも知れないが釈然としない。
これはシリーズで続くらしいが、どうやって続くんだろう。カプのその後を書くならこの話を丁寧に書いて前後編にでもして欲しかった。
ラブも宝探しも中途半端だった印象。なかなか良い中央アジア物に巡り会えない。
次も設定次第。
砂漠物。ゴビ砂漠。宝探し。幻の一族の族長24歳×大学院生24歳。



ボーイズ小説・夢はきれいにしどけなく(ルビー文庫)崎谷はるひ

攻と同棲している受は日常生活に慣れるために頑張っている。付き合っているはずの攻がなかなか手を出してくれなくて気になるが…
続編。シリーズ2冊目。
キャラ設定は前作で。
どんな展開になっているかと思っていたが。受は都会の生活に慣れるために頑張る傍ら、なかなか手を出してくれない恋人の攻の事が気になっている。
今回も攻の実家の事情が大変そうで、これはじっくり書いてくれるのだろうかと期待していたら、後書きで次回完結とあってえーっと思った。別に攻の思惑が成功するまで書いて欲しいわけではないが、それでも一矢報いる(?)ところまでは読んでみたい。実家のパパや腹違いの兄弟など凝った登場の仕方をしているのだが、次も出てきてそれなりに話に絡んでくるのだろうか。さくっと終わるなら、ここまで凝った設定にしなくてもと思うかもしれない。
それでも今回は間延びした印象は無かった。
カプの関係は割とすんなり。受パパと関係があった画商が出てきて受を誘惑した時、他のぼーいずなら攻に黙って受が行動しえらいことになり、何故か攻が華麗に助けに来たりするのだが、受はさっさと攻に事情を話していたのは珍しいと思った。
今回ショタジャンル以外では苦手な性虐待(?)が出ていて少しひいた。話は面白くなったが、思わぬ所で出てくるときつい。ビデオが流れた時は何故か攻の受シーンが出てくるのかと思ってしまった。
Hシーンは濃厚だが、受の平素の性格とHの時の性格が変わらなかったのでしっくりきた。受が気持ちよさそう。Hの最中語るシーンも多いが、いきなり素に戻っているわけではないので、すんなりと読めた。
次も設定次第。完結を期待している。
絵画。骨董。グループ後継者34歳×青年19歳。遺産。15歳差。父親の過去。OKY。眼鏡攻。


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2005年12月04日(日)
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