眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・ファントム・エクスプレス:五百香ノエル

クールBを買った。
「そして僕らは」の漫画が良かった。この原画の人の絵は好き。PCゲームはやったのだが、PS2も気になっている。何かが突出して良いというより総合的に好きな作品。やはり買おうかな。「薔薇ノ木」もPS2が出るようだし。これも気になる。
この雑誌で連載されていたスズケンさんとトムさんの作品がゲームになるようで嬉しい。出来ればアリス青で出して欲しかったが流石に無理よね。出るだけでも嬉しいので、これは買うつもり。



ボーイズ小説・ファントム・エクスプレス(パレット文庫)五百香ノエル

某国の王の庶子である受は、父王のために宝を豪華特急列車で移送することになる。旅の始まり特等車の客である攻と出会い…
よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくから2歩ほど悪くないに行く感じ。
受はヨーロッパ系某国の国王の庶子。黒髪黒い瞳。バターを溶かしたようなシミ一つない滑らかな肌。整った小さな顔。小動物のように愛くるしい。小柄で華奢。母親は東洋の国出身。プライドが高く父親のために何かしたいと思っている。
攻は金髪碧眼。整った顔立ちで流麗なマナーを身につけた背の高い紳士。優美な容姿。気障で上品な佇まい。
一見ヨーロッパのテイストだが、設定は魔物も出てくる似非ファンタジー。この作家さんの書く似非ファンタジーやSF設定は嫌いではない。むしろ好きな方だが、1冊に収めるには毎回設定が大きすぎる気がする。
今回もヨーロッパの豪華列車に乗りつつ魔物の宝を巡る陰謀に巻き込まれ…みたいな展開で、受攻のエピソードもアクションシーンも攻の過去もプラットホームで通過列車を見送る勢いで流れていった。なんだかなー。特に何か引っかかった訳ではないが、萌えまで特急列車にぶっとばされてしまった。
せめて前後編で読みたかったかも。
以下微妙にネタばれにつき注意。


攻は王様から命令を受けて受を守るガーディアン。城にいる時から受を見守り片思いしていた凄腕の諜報部員。この設定は非常に萌える。攻の過去もちらっと出てきて、実は受より攻の方が痛いのも好み。
Hシーンは少ない目だが、触りっこのシーンは微妙に電波っぽく笑ってしまった。受が攻に告白するシーンは可愛い。
受の持つ宝を狙って列車が襲われるのだが、人が沢山死んだ後で思いが通じ合って、死体が転がっている列車でHするのは良いのか悪いのか。
格好良い場面のはずなのに何故かキワキワな印象も強かった。へぼさと格好良さの境界の上をふらふらしていたような話。
しかし何度も言うが、もっとじっくり読んでみたかった。
次もよほど地雷設定でない限り買うつもり。
似非ファンタジーヨーロッパテイスト。豪華列車。諜報員20代後半ぐらい?×王子16歳。魔物。

2005年08月05日(金)
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