眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・経験:麻生雪奈/無自覚なフォトジェニック:松幸かほ
ボーイズ小説・経験(ラピス文庫)麻生雪奈
大学生の受は、ある時参加したコンパで高校時代に寝ていた攻と再会する。攻の感情の激しさに一度別れたが再び攻に追われて…
雑誌掲載を加筆修正。久しぶりに新刊を見たので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は大学生。中高とサッカー部だった。整った小さな顔。黒い瞳。可愛い系の顔立ち。ため込むタイプ。普通の成績に性格。
攻は大学生。冷たく透きとおった薄い色の瞳。端麗な美貌。さらさらな髪。屈託がない。授業は真面目に出ていない。高慢でクール。人気がありいつも周りを囲まれている。医者の父親。独占欲は強い。
受視点で同じ調子で話が進む。あまり感情の動きは激しくない。心情描写が割と書かれている。無生物を鏡にして心境を語るエピソードもある。
久しぶりにこの作家さんぽい作品を読んだような。少し前のボーイズでよくある雰囲気の作風だと思った。古くさいわけではないがセンシティブな青い雰囲気。
ストーカー気味の受しか見えていない攻は好物なのだが、作風のためかあまりキワキワなせっぱ詰まった痛さは感じなかった。淡々と話が進むため、受が別れを切り出したり感情や行動に動きがあると唐突に感じる。
特に誰かに邪魔をされるわけではなく、受が覚悟を決めれば丸く収まる話だったので、受の悩みはずっと同じ方向を見ており、そこがだれる人はいるかも。
カプは出来るまで目だけで語り合い、Hまで行っている。会話するより自己完結で物事が進んでいく感じ。
脇役は立っているし読後感は悪くない。
次の新作は何時出るのか。
大学生物。高二で出会い大学2年で再会。同級生カプ。
ボーイズ小説・無自覚なフォトジェニック(アルルノベル)松幸かほ
のんびり屋で真面目な受は、新進気鋭の写真家・攻の助手。攻はモデルと浮き名を流し我が儘に受をこき使う。ある時酔った勢いで受を押し倒して…
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと普通の間。
受はカメラマン助手。攻の写真を見て写真を撮るようになる。高校卒業後2年地元で働き上京。専門学校で学ぶ。真面目で天然。鈍感。172センチ。細身で華奢。女顔。バランスのとれた体型。バンビ。
攻は天才フォトグラファー。180センチを越す長身。モデルばりの整った顔立ち。傲岸不遜。強引傲慢。助手がなかなかいつかない。金持ち。格好いい。バイ。
この作家さんは、ドメスティックでほのぼのな作風を気に入っているが、今回もそんな感じ。仕事面はあまり突っ込んで書かれていない。さらっと流す程度。
後書きを読むと、とにかく健気で頑張る受を目指したらしいが、受は確かにそんな感じ。ただ攻の性格が気に入らなかった。
攻は好きな子を苛めるタイプなのだが、少しなら可愛いと思える苛めも、いい年をして度が過ぎると、いい加減にしとけやと思ってしまう。仕事にも支障を来しているし。この作風なので攻が延々いらいらしていても読めるが、もっとキワキワな作風の人なら重苦しい雰囲気になっていたかも。
受の健気部分で、どうせぼくなんてを楽しもうとぐっと心の中で拳を握り待機しているのに、次の攻の言動で萎える感じ。
最後は誤解が解けてクライマックスHをしてすぐに終わっていたので、もう少し攻が受に優しくしている所を読ませて欲しかった。物足りない。受は女装させられモデルになっている。
受は才能があるとは書かれていなかったので、ずっと助手のまま嫁の立場でいそう。
次は脇カプの話が出るらしい。一応買うつもり。
写真。カメラマン32ぐらい?×助手20代頭? ほのぼの。受の女装モデル。
2005年07月07日(木)
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