眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・きみはぼくを自由にできる:金丸マキ

スイングガールズを見た。
面白かった。同じ監督作品のウオーターボーイズと並べて薦められるのが分かるような内容。みんな可愛い。ただもう少し練習風景を入れてくれても良かったかも。ついでに竹中直人の存在が中途半端だったような。川を挟んでジャズをセッションするシーンが好き。

ついでにジブリの森美術館のビデオを観た。
対談形式で美術館の中を説明しつつ、どういう意図で作られたか、どういうのが元になっているのかなど語られている。前に友達と行った事があるが、楽しい場所だった。特典映像は監督の友達へのインタビューが入っている。話を訊いていると、この美術館は空想ヨーロッパのぱるけえすぱーにゃやオランダ村みたいなものか?

バッテリー漫画1を買ってみた。とっても少女漫画。どこまで描くのだろう? 巻末にあさのさんが同行しての漫画家さんのバッテリー取材旅行の描き下ろしが入っている。作中に出てくる場面のモデルになった場所が拝めて良かった。



ボーイズ小説・きみはぼくを自由にできる(コバルト文庫)金丸マキ

知り合いの美術系予備校で講師をする受は、生徒として入ってきた高校生の攻が気になって仕方がない。ある日キスしているところを見られ…
よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。今一つ。
受は高校時代美術教師と不倫をして捨てられて以来、抜け殻のような生活をしている。友人の伝手で美術講師になる。ゲイ。童顔。伸びた前髪。眼鏡。痩せている。穏やかで優しそうな外見。
攻は高校生。少し長い目の髪。彫りの深い顔立ち。精悍で筋肉質な長身。暗く激しいまなざし。印象的な雰囲気。親しい友人を作らず一人でいるタイプ。絵画の才能があり人を惹きつける絵を描く。
絵のエピソードは丁寧に書かれており、手を抜いているとかは思わなかったが、微妙に釈然としないものが残ったのでこの感想。
最初攻が切れて強○して以来、暴力的なHを繰り返し、受も半分諦めたように従っているのが、両方共に腹が立って駄目だった。些細な言葉にいちいち切れて暴力をふるう攻もアレだが、怖がりながらもこの人にも良いところもあるのかも。とか情がわいている受も駄目。
ある程度突き抜けてしまえば、「お話」として切り分けられるのだが、女性誌に載っているダメンズ体験記のようなレベルだとつらい。
受の恋も攻が殴る訳も最後には解決し、何じゃこれはと投げるような理由でもなく納得出来るのだが、納得できるだけに、最初に感じた怒りの解消する場所がなくなったので、釈然としないものが残った読後感。
この作家さんはいくつか読んだが、ギャグが混じっていると楽しめるけど、シリアス一本な話は、どこかこの釈然としない未消化なものが残る気がする。
不倫。絵画。高校生17歳×美術講師28歳。シリアス。眼鏡受。



数日前から犬が来ている。友達に名前を言ったら某有名な漫画のキャラから取ったの? と訊かれたが、言われるまで同じ名前だと気付かなかったし、名前本来の意味からつけたので、深読みせんで下さい。>オフで会うみなさん。




犬子(仮)。臆病なのでびくびくちゃんと呼んでいる。


2005年03月18日(金)
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